Google Opal入門 写真解析

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前回のエントリーではGoogle Opalの基本的な使い方を解説し、次にデータを処理させた。データ処理は難易度が高く直接プログラミングをしたほうが早いと感じる人もいるかも知れない。だが今度はそれとは逆に普通のシステムだと難しいがAIだといとも簡単にできてしまうことを見つけた。それが写真解析である。

基本的な作り方は別の記事にまとめた。

姿勢解析アプリの使い方は極めて簡単。直立している写真を提供すると姿勢のクセを分析してアドバイスを出してくれる。毎回言っていることとレイアウトが少しずつ変わるという難点がある。

簡単とは書いたがやはりそれなりに難点があった。

今回の難点

最終的に表示する画面が不安定

このアプリはGoogle DocumentsとHTMLで出力するのだが、Google Documents向けに支持を出すとこれが最終画面になりHTMLが表示されなくなる。このためGoogle Documentsを表示してからHTMLにノードを引っ張って順番を整えてやる必要があった。

書式の整え方が難しい

最初に基本機能を作ってから後で書式を整えようとしたのだが失敗した。概要を出力するプロセスを後でつけたのだがこれがプロンプトに理解してもらえなかった。そうこうしているうちに同じ出力を3回繰り返すようになったが修正できなかった。結局、すべて最初から作り直すことにした。このときに過去の指示をテキストエディタなどに取っておくとタイプし直さずに済む。

サプライズも……

なぜか日本語を出力するようになった

これまで指示が英語表記になっていたため、すべて日本語に変換する処理を依頼する必要があったのだが「日本語で表示するように」といつも通り指示したところプロンプト自体が日本語になった。機械学習が進んだのか、Opalエンジニアが修正したのかは不明だ。

あなたは姿勢分析の専門家であり、複雑な視覚情報を簡潔な書面による要約にまとめることができます。ユーザーの写真から導き出された姿勢分析の簡潔な要約を作成することがあなたのタスクです。この要約はGoogleドキュメントのコンテンツとして使用され、完全に日本語で記述する必要があります。
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