MacユーザーでiPhoneやiPadなど複数のApple製品を持っている人にはLogicool K380とPEBBLE M350のセットがおすすめだ。おすすめポイントは以下の通りだ。
- とにかく静か
- マルチデバイスで使える
- デスクスペースを取らない
- とにかく省電力
とにかく静か
まずとにかく静かである。このキーボードを使う前はElecomの小型キーボードを使っていたのだがかちゃかちゃと音がうるさかった。さらにその前はAppleの機械式のキーボードを使っていたので「キーボードというのはそういうものだ」と思い込んでいた。だがこの静音式のキーボードを使うと、ちょっと前のものには戻れないと感じる。
マルチデバイスで使える上にApple製品との接続は簡単
まずキーボードだが3つのMac(もしくはiPad)にBluetoothで接続できる。接続できる。しかもOSの対応も幅広い。Leopard以降のものであればなんでも大丈夫である。組み合わせによってはMac+iOS製品と言う使い方もできるし、Macだけを3つ接続することもできる。
マウスは少し癖がある。BluetoothはLEという規格のものしか使えない。手持ちのMacでこれに該当するのはMac mini2014だけだった。ビンテージMacを使っている人は注意したほうがいい。それ以前の機種はUSBにドングルをつけて使う。ドングルはUnifyingではないという点も注意が必要である。
おそらくMac+Windows+iPadというようなセットを想定しているのだと思う。
Apple純正のキーボードとマウスのセットも試したのだが、こちらは接続の安定性がイマイチだったりキーの打ち心地があまり良くなかったりする。
デスクスペースを取らない
とにかくデスクスペースを取らない。また、軽いのでバッグに入れて持ち運ぶのも容易だ。
テンキーを利用するならK295の方がいいかもしれないが、やはり幅は取ってしまう。
もう一つの選択肢はK480だ。キーボードが重いのでiPadのスタンドとしての利用をメインにした方がよさそうだ。
とにかく省電力
とにかく省電力だ。だいたい1年程度は電池を変えずに持つようだ。Amazon製の充電池を使えばしばらくは電池を買わなくて済むだろう。同じような省スペースの組み合わせはApple純正でも構成することができる。唯一の違いは電池の持ちである。Apple純正はあまり電池の持ちが良くない。
マウスは単三1本
マウスは単三の乾電池を1本使う。もちろん100円均一でもいいのだが、それほど高いものではないのでAmazonの充電池などを使うといいと思う。
充電装置は汎用品などが使えるようだ。maxellの古い単三・単四充電器を使っているのだが問題なく充電できている。Amazonにはセットになったものも売られている。
キーボードは単四2本
キーボードは単四の電池を2本使う。これももちろん100円均一でもいいのだが、充電式のものを持っているとストレスなく使えると思う。
ただしLogicoolのキーボードは電池の持ちが良いようなので充電の機会はそれほどないかもしれない。
充電装置は汎用品などが使えるようだ。maxellの古い単三・単四充電器を使っているのだが問題なく充電できている。Amazonにはセットになったものも売られている。
その他の特徴
発売は2015年
K380の発売は2015年だそうだ。だがPEBBLEとカラーコーディネートするためにオフホワイトとローズピンクが2020年に追加されたのだという。つまりキーボード自体はかなり古いもので技術もこなれている。PEBBLEの発売日は2019年だそうである。
キーボードはFLOW対応
K380はFLOWに対応している。これはLogicool Optionsというアプリを入れて対応するマウスを揃えればシームレスに二つのパソコンの間を行き来できるというLogicool独自の仕組みだ。
一番安いものは大体3,000円近辺で買える。二つのパソコンと接続ができる。ただし静音タイプとそうでないものがあるのでかならず確認して買うようにしたい。もちろん静音のほうがちょっと高い。
さらにどちらもBluetooth LE対応なのでビンテージMacはUnifyingレシーバー対応になる可能性が高い。
おそらくこれがいちばんの注意点だろう。
レビューやブログの記事を読むとBluetoothとUnifyingを接続してもFlowはできると書かれているが実際に試したわけではない。アフィリエイトでギフト券がたまったら是非試してみたいと思っている。
使える組み合わせは意外と複雑だ
複数のLogicool Mouseを持っているのだが設定は意外と複雑である。このため事前に使えるかどうかを確認しないとちょっと後悔することになるかもしれない。
M705とK295の組み合わせ
ボタンのカスタマイズができる。MontereyのLogicool Optionsではうまく動作した。ところがHigh SierraのLogicool Optionsではカスタマイズができなかった。Control Centerを使えと言ってくるのだがControl Centerがダウンロードできない。このためMonteryがインストールされているMacMini 2014で利用することにした。ただしLogicool Options+で認知されなかった。
UnifyingレシーバーにK295を登録し直した。結果的にグラファイトのキーボードとマウスの組み合わせが出来上がった。
M185
ボタンのカスタマイズの必要がない。必要なのはUnifyingソフトウェアだけである。High Sierraでもインストールできる。結局、High SierraがインストールされているMacMini 2010にはこのマウスを使うことにした。
M350とK380
BluetoothのバージョンのためBluetooth対応マウスとしてはMacMini 2014でしか利用できない。専用レシーバーを使えばUSB経由で利用できるのだがUnifyingに統合できない。
K380はHigh SierraとMontereyのLogicool OptionsとLogicool Options+で設定できるので、この組み合わせをiMac 2010で利用することにした。
MagicMouseとMagic Keyboard
最終的に残ったのはやや接続に不安のあるMagic KeyboardとMagic Mouseの組み合わせである。結局iMac Early 2009に戻ってきた。
作者について
Macを使って、写真撮影・管理、レタッチと加工、MIDI楽器を使った作曲、YouTubeに使う動画の撮影と編集などがやりたかった。お金がないので「古いMacを使ってどうにかしよう」とヤフオクなどを漁り始めた。
だんだんガジェットMacを物色すること自体が楽しくなり、家に使いもしない古いMacBookなどが溜まりつつある。MacBookだけで、MacBook Late 2007, MacBook Early 2008, Late 2008, EarlyかMid 2009, MacBook Air 2010がある。どれも古いものばかり。
時々短いiMovieで加工したYouTubeビデオなどを上げているが、まだ編集の仕方がよくわかっていない。
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