日付データをコンデンサに蓄えているため電池を出すたびに日付データが消えてしまう。
FUJIFILMのカメラなのだが、この時期のものはxDピクチャーカードという特殊なものを使っている。内臓メモリがないので購入したとしてもカードがないと写真が記録できない。xDカード自体はヤフオクで400円弱で売られているので入手はそれほど困難ではない。さらにチャージャーもなかったので起動は確認できるものの写真までは確認していなかった。これがいけなかったらしい。
もともと、この機種にはコンデンサーに問題があるらしい。経年劣化すると電池を抜くたびに日付が全て消えてしまうという難点を抱えている。中にはコイン電池でコンデンサーを代替えしたという人もいるようだ。
さらに、転送のためにはマルチコネクターが必要で、そこから電源とUSB miniB端子を接続するという形式になっている。このため市販のUSBではパソコン転送ができない。ジャンクカメラを漁るのは楽しいのだが、その場で写真撮影ができないような機種には手を出さないほうがよいということを学んだ。
写真
324円で売られていたので確認しないままで飛びついたのがいけなかったのだが、CCDがほぼ使えなくなっていた。色味がおかしくなっているだけではなく、変な縞模様も入っている。xDカードがなかったのでわざわざヤフオクで購入しバッテリーチャージャーも買ってきたのだがすべてが無駄になってしまった。実にもったいないことである。
スペック
センサー | 1/1.7 CCD |
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焦点距離 | 37 – 111mm相当 |
ズーム | 光学ズーム3倍 |
F値 | F2.8 – 5 |
記録メディア | xDピクチャーカード |
画素数 | 6.3メガピクセル |
動画撮影 | 640×480ピクセル |
コメント | 発売時にはよくできたカメラだったようだが、CCDやデータの保持機能などに欠点を抱えている。またパソコンに接続するためには専用のキットが必要。 |
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