ハードオフのジャンク箱を何気なく覗いてみたところカードリーダーを見つけたACR39というタイプだった。「どうせMacには対応していないんだろう」などと思って検索してみたのだが、どうやらBig SurとMontereyに対応しているらしい。赤い輪ゴムで巻いてあった。330円だった。
使い方は簡単だ。
- NTT Communicationのサイトに行きドライバーをインストールする。ドライバーはSierra以降で使えるようだ。Big Surまでしか書いていないがMontereyでもインストールは可能だった。
- Macを再起動する。再起動しないと認識されない。
- マイナポータルにアクセスする。ここで拡張機能を入手してインストールする必要がある。ブラウザーはSAFARIとChromeに対応している。
- 拡張機能がインストールできたらそれぞれ有効にする。
- カードを入れる。写真では顔を上にしているが、多分顔写真がある面を下に向けるのだと思う。つまりICカードが上になる。Amazonのレビューを見ると向きに迷ったという人が大勢いた。取扱説明書のようなものがないのだ。
- ログインボタンを押して4桁の暗証番号を入れる。
これだけでMacでマイナンバーカードが使えるようになった。拡張機能が有効でないと同じ画面をぐるぐると回されることになる。拡張機能が無効であるというようなアラートは出ない。これはデジタル庁の問題だろう。
また、最初はカードを上に乗せていたが反応しなかった。ICカードを読み込む形式で非接触型ではないので上にカードを乗せても反応しない。
330円でマイナポータルが使えるようになって便利になったなあと思った。ただしそれほど高価なソリューションではなくAmazonでは5,480円で売られていた。
ただ、Amazonで調べてみたところ「ドライバーインストールがいりません」という中国製品や、NTT Communication製品よりも安いサンワサプライの製品なども見つかった。
価格も安いものが多いようだ。
中国製ならもっと安価なものがあるのでおそらく仕組みとしては単純なものなのだろうなと思った。Amazonから新品で買うならいろいろ比較してみたほうがいいのかもしれない。
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