2,000円で購入したSONY DSLR-A100 (α100)を古いMINOLTA時代のレンズで使ってきた。新しいレンズで使えば高解像度で使えるのではないかと思いSAL35F18を買ってきた。価格は6,100円だった。ところが謎のクリック音がして全く使えない。これが気になってしまいどうしても原因が調べたくなった。
480円で売られているジャンク品を見つけたので購入してみた。送料1,200円を入れて1,600円強の買い物だ。
結論を言えばカメラの故障だったようだ。
まず、レンズが悪いのではないか?と疑う
まず、レンズが悪いのではないかと疑った。だが、レンズ側にAFスイッチのあるレンズがどれも使えない。おそらくレンズ固有の不具合ではなさそうだが確証は持てない。メーカーサイトを確認してみたのだが「一部制限有り」とは書かれているが「ボディ側でAFを制御するカメラでは使えませんよ」というようなことは書かれていない。サポートに連絡しても普通に使えるはずだという。
中古ショップを回ってSAL1870というレンズを見つけたので試しにつけてみた。これは問題なく装着することができた。メーカーサイトの情報はSAL35F18と変わりはなかった。受け口を見るとシャフト穴がありボディ側で制御してピント合わせをすることになっているレンズだ。手持ちのSIGMA、MINOLTA、TAMLONシャフト受けのあるレンズは全て問題なく使うことができているのでやはりシャフト穴が問題のようだ。
ボディの故障なのかと思いマウントを開けてネジを締め直したりしてみたのだが全く変化はなかった。相変わらずかしゃかしゃとなり続けている。
カメラにレンズを装着するとシャフトを一度回してレンズを初期化することになっているのだろう。シャフト受けのないレンズをつけるといつまでもかみあわないためかちゃかちゃとなり続けている。
どうもレンズは生きているようだ
こうなったらα100を見つけてレンズを試してみたい。だが、もうAマウントのカメラはどこにも置かれていない。結局、電車に乗って別の駅にあるハードオフに遠征した。偶然、15,000円でα55が置かれていた。ハードオフには申し訳ないのだが動作確認と称してレンズをつけてみたら無事に起動した。
やはりボディ側の問題なのだ。
新しいDSRL-A100を手に入れる
なんだ使えるのかと思った。そうなるとさらに気になる。そこでヤフオクを探したところ「撮影エラー」というカメラを見つけた。フラッシュをたこうとするとエラーが出るのだという。価格は480円だった。撮影できないジャンクだがレンズの確認はできるぞ!と思い購入してしまった。つまり粗大ゴミを買ったのだ。
0x5bエラー
購入してから1日ドキドキしながら待った。レンズをつけてオートで撮影しようとすると0x5bというエラーが出る。Kakaku.comによると絞り関連のエラーだそうだ。
ところがAモードにして絞りを解放の状態であれば普通に撮影できる。フラッシュも使うことはできた。レンズによって使える範囲は異なるが、絞りバネが重くなるとダメなようである。
このエラーコードに関しては英語版を中心に実にさまざまな情報が出ている。メカニカルなものなので修理するしかないと思うのだが「接点を磨け」というようなあまり当てにならないものが多かった。そもそもSONYではもうサポートしていないカメラなので「解決策はない」と思った方がよさそうだ。
ただ、そもそもわかっていて買ったカメラなので「粗大ゴミにはならなかった」という安堵感の方が大きかった。
後日DSLR-A200を購入した
後日ハードオフでDSLR-A200を購入した。実はこのカメラにも不具合がある。Aモードにしてもうまく絞ってくれない。F値22とか20とかの値を叩き出してしまう。一方でどのレンズでもきちんとピントは合わせてくれるようである。結局フラッシュ禁止にして撮影すると割と明るめの写真が撮影できることを見つけた。この時代のSONY製のカメラには色々な不具合があるものだと感じた。
三つ買って三つとも不具合があるわけだから「この世代のアルファはどっかおかしくなっている」くらいに思っておいた方がいいのかもしれない。
結論
最初のカメラはおそらくレンズシャフトの関連でエラーが出る。シャフトがないレンズでは使うことができない。
2台目のカメラはおそらく絞りを動かす機構が不具合を起こしかけているのだろう。オートなど絞りを使いたい時にエラーになる可能性がある。
3台目のカメラもAモードに何かしらの問題を抱えている。
もう古いカメラなのでこの辺りのことを織り込んで使った方がよさそうだ。
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