ハードオフでMX Masterの初代を入手した。ジャンク品で価格は550円だった。ジャンク理由をいろいろ考えたのだが「レシーバーがついていない」以外の理由が思い浮かばない。一度は迷ったのだが「目利き」の人は夜にやってきて掘り出し物を探し出してしまう。迷わず購入した。
まず(おそらく最初のジャンク理由である)レシーバーだが、Unified Recieverが使える。これは既に複数持っている。ジャンクでLogicool製品を買うときには必ずレシーバーがついているかを確認すべきだろう。大抵の製品にはレシーバー用のポケットが付いている。
次に可能性のあるジャンク理由だがバッテリーの持ちである。こればかりは使ってみないとわからない。試しに充電してみたところ90%程度の残量が確認された。高速充電を謳っているだけあって充電時間は早いし充電している間も使うことができる。だいたい連続で70日程度使えるそうだ。バッテリーを使う製品は1年以上充電できる設計になっていることが多くそれよりは寿命が短いが十分なバッテリーパワーだと思う。
さて製品比較である。M705と比べるとマウス長が長いので最初はクリックができずに困ったがこれは10秒程度でなれる。傍にホイールやボタンが付いているのだがこれは使わないのではないかと思う。
さらに親指を乗せているところを押し込むと全てのウインドーが開く。これはM705と一緒である。M705のAmazonでの価格は5000円程度なのだが手に馴染みやすいデザインという意味では同じである。サイドスクロールできるホイールがないという違いはあるのだが複数台でマウスを共有しないならこれでもいいのではないかと思える。ただしM705はUnifying Receiverは使えるがBluetoothは使えない。
ちなみに機能にこだわらず「とにかくマウスが動けばいいや」という人はM185でも構わないと思う。おもちゃみたいなデザインだが必要十分な機能は兼ね備えている。特に電池の持ちと接続の安定性はLogicoolの製品に共通した特徴だ。
最大のメリットは3台のMacで切り替えて使えるという点である。複数代のMacを使っていると机の上にマウスが散乱するのだがこれが片付けられるようになった。背面にあるボタンで切り替える。iMac 2015 とMacMini 2014はBluetooth経由で接続ができる。だがiMac 2010はレシーバーが必要だった。Bluetoothのバージョンが低く一部のBluetooth製品が使えないのだ。
さて、このマウスを買ったときに「もしやFlowが使えるのでは?」と期待した。だが残念ながらMX Mouse2以降でなければ使えないようだ。OPTIONを使ってもFLOWのメニューが出てこない。
500円で購入したので満足度は高かったのだが、Amazonで値段を見てみたところ13000円だった。確かにポインターの移動などはスムーズであり手に馴染むデザインだ。Amazonのウェブサイトを見たところ「手作業でデザインされている」などと書かれている。今新品が欲しいという人はMX Master 2かMX Master 3を買った方がいい。おおよその価格は15000円程度のようである。LogicoolのマウスとキーボードはMacと相性がいい。LogicoolキーボードにはMac対応が謳われていないものがあるのだがキーの設定がMac側でキーボードごとに変えられるので特に面倒はない。設定については過去に記事を書いている。
ただしLogicool Option, Logicool Option+, LogiVoltと複数の設定アプリがある。LogicoolはOption+に全てを移行したいようだがまだ対応していないデバイスが多い。
デスクトップのデザインを揃えたい場合には別の選択肢もある。
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