Lenovo Flex10をWindows10で使う

ハードオフのジャンク漁りをしていて税込み1650円のLenovo Flex10を見つけた。2015年5月製造ということなのでWindows10の認証は通らないと思うのだが安いので「最悪ChromeOS Flexで使えばいいや」と思って買ってきた。あまりにも小さな筐体なのでそもそもHDDは入らないのでは?と思った。中を開けてみるとバッテリーとHDDのスペースがかなりを占めている。ただし薄型(7mm)のHDDやSDDしか入らない。

この機種は持ち運びを重視したモバイル型のIdeapadというシリーズになる。WindowsXP時代のS10eを持っているのだが並べるとこんな感じになる。

Windows10のインストールはできたがやはり認証は通らなかった。この機種はCeleron N2840を使っている。モバイル用のCPUということもありやはり速度は期待できないようだ。またメモリが増設できない。2GBではさすがにWindows10は厳しいようだ。ただしモバイル向けCPU+SSDの組み合わせだと4時間ほどバッテリー駆動できる。

この機種の特徴はなんといってもデュアルモードと称されるタッチスクリーンを生かした使用方法である。各メーカーともタッチパネルを活かそうと様々な取り組みをしている。Windowsにはタブレットモードがあるのだがキーによるモードの切替ができないなどあまり使い勝手が良い仕組みではない。スマホブームに押される形でなんとか携帯性を上げようとしたのかもしれないがお世辞にも良い仕組みとは言えない。

ただしタッチスクリーンで操作ができると操作性自体は格段に上がる。タッチスクリーンで使う場合にはキーボードを下にしてこのような形で使う。ただしキーボードを折りたたんでタブレットのような形にすることはできない。

一応タブレットモードにするとキーボードはなくても済むようになっている。

Lenovoが良いメーカーだなと思うのはトラブル時の対応が簡単なところだ。Lenovoサポートに登録するとすべてのドキュメントにアクセスできる。SONY(VAIO)やTOSHIBA(Dynabook)などにはこのようなサービスはない。IBM時代からドキュメントが豊富なことが売りだったようだがその伝統は今でも生きているようだ。サポート対象であればここからリカバリーファイル(つまりOS)もダウンロードできるようだ。E450はまだ対象期間内だったのでリカバリファイルを作った。Flex10は対象期間外だった。

Windows10導入後、Bluetoothが使えなかったのでドライバーを当てたのだがここからツールをダウンロードすると勝手にドライバーをスキャンして必要なファイルをダウンロードしてくれる。このためあれこれ調べる手間が省けるのである。

ただし、Windows10の認証が通らないのでWindowsの体験を一通り済ませた後にSSDを取り出して新しいHDDにChromeOS Flexをインストールすることにした。


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