SONY HT-CT380

もともとSONYのHT-K31という製品を持っていたが、独自プラグがへたり音が途切れるようになった。そこでまずYamaha YS-101と言うサウンドバーを購入したのだがどうも良さがわからない。そこで次にSONYのHT-CT380とYHT-S351を購入したというのが経緯である。

もともと5.1chのリアルサラウンドシステムを使っていたのでバーチャルサラウンドには否定的だった。その印象が変わったのはデスクトップに置いてからである。

リアルサラウンドシステムはスピーカーの設置場所に合わせて設定を変更するが、サウンドバーには「音場」というものがあり、それに合わせて人間が座る必要がある。

音場のイメージ

このサウンドバーはS-Masterという技術で音をデジタル処理しS-Force PROと言う仕組みで音を仮想的に拡張する。反響によって後ろにスピーカーが有る感覚を出すのではなく両脇にリアスピーカーがある様な感覚が得られる。ただし縦方向の音の広がりはない。

リアルスピーカーのサラウンドシステムと比べると音の立体感はかなり人工的になっている。つまり、バーチャルサラウンドに慣れるとリアルサラウンドが物足りなく感じると感じるし、リアルに慣れているとバーチャルがうるさく感じる。

バーチャルサラウンドは効果音を派手に加工するためにセリフなどが聞き取りにくいことがある。これを押さえるのにSONYはClear Audio+という仕組みを準備している。DHT-S217にはこのClear Audio+に当たる機能がなセリフが聞き取りにくいと感じることがあった。意外と必要な機能なんだと感じた。

これで「メン・イン・ブラック インターナショナル」を見た。Clear Audio+を使ってセリフの音量を上げてサブウーファーの音量を下げてみたのだが、セリフパートとアクションパートの音のバランスを取るのが難しい。

拡張性に非常に優れていてHDMI端子が3つついている。またBluetoothスピーカーとしても利用できる。DENONのDH-S217を買う前は机の上に置いて映画などを鑑賞するのに使っていたのだが、結果的にパソコン用のスピーカーになった。スピーカー性能があまり良くないMacMiniをHDMI端子でHT-CT380に複数台接続して切り替えるとHDMI端子のセレクターのように使うこともできる。

また別売りのサブウーファーを無線で接続すると低音を拡張することができる。今回はリモコンが付いていないセットを4400円(本体2200円、サブウーファー2200円)で購入した。リモコンはAmazonで代替品が多数出回っており入手には困らない。


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“SONY HT-CT380” への2件のフィードバック

  1. […] SONY HT-CT380 – Gadget Macで作るホームデジタルスタジオ2024年9月22日 […]

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