そのMac miniとiPhone SEいつまで使えるか?

情報は2025年6月10日現在のもの。Mac miniの他にiPhone SEのサポート年限についてまとめたがこれは個人的な興味によるもの。要するに自分がいつ買い替えるかを検討したいのである。結局iPhone SE(第2世代)をメインにしてiPhone SE(第3世代)とMac mini M2を購入した。

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新しいMacが出ると古いMacは値下がりする傾向がある?

興味があるので調べてみることにした。価格はじゃんぱらのもの。同じ期間で見るとiPhone SE3は40000円台から30000円台に値下がりしているが(iPhone 16Eが出たので買い替えが進んだのだろう)Macの価格はそこまで変動はないようだ。

型式2025/2/142025/5/26
Apple Mac mini M1 (CPU:8C/GPU:8C) 8GB/256GB MGNR3J/A (M1・2020)36,990円〜38,900円〜
Apple Mac mini CTO (M1・2020) Apple M1(CPU:8C/GPU:8C)/8G/256G40,980円〜入荷なし
Apple Mac mini M1 (CPU:8C/GPU:8C) 8GB/512GB MGNT3J/A (M1・2020)39,900円〜40,900円〜
Apple Mac mini M2(CPU:8C/GPU:10C) 8GB/256GB MMFJ3J/A (M2,2023)47,990円〜45,900円〜

文章中に出てくるOCPLはOpenCore Legacy Patcherのこと。INTEL MacをSequoiaにすることができる。利用は無料だがサポートがあるわけではないので自己責任で導入する必要がある。Mr. MacintoshによるとOCLP 2.4.0 & macOS Tahoe 26 Beta 1 が開発中とのこと。インストールは推奨されておらず「サポート継続宣言」と捉えたほうが良さそうだ。OSのインターフェイスが一新されており古いMacのグラフィック表現にはかなり苦労するのではないかと思う。

個人的には手元にある数台のMacにPCLPを使ってSonomaを入れて使っている。


Mac mini Mid 2010

最終OSはHigh Sierra:サポートはすでに終了しておりGoogle Chromeなどはすでにアップデートの対象になっていない。ただし一世代前のEl Capitanと違って大抵のWebサイトではそのまま使うことが出来ている。

2025年現在はなんとか実用レベル
OCLPを使えばあと数年はなんとか使えそう

OpenCore Legacy Patcher

Mac mini Mid 2010とMacBook Late 2008はCPUが同じなので「SSDに換装すればギリギリ実用レベルで使える」とはいえそう。

OCLPはSonomaあたりまでは十分にこなれているためあと数年は頑張れそうな気がする。ただし有志による開発なので「使えない機能があっても文句は言えない」というサービスになっている。またおそらく救済対象はIntel MacだけなのでMacOS側がIntel Macをサポートしなくなると救済されなくなるのではないかと思う。

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古いMacだがメモリを自分で入れ替えることができるというメリットがあった。

Mac mini Mid 2011

High Sierra:サポートはすでに終了しておりGoogle Chromeなどはすでにアップデートの対象になっていない。ただし大抵のWebサイトではそのまま使うことが出来ている。

OCPLでSequoiaにアップグレードできる。なんとか実用レベルといったところ。

2025年現在はなんとか実用レベル
OCLPを使えばあと数年はなんとか使えそう

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Mac mini Late 2012

Catalinaまでアップデートできる。現在ChromeはOS 11(BigSur)が必要なのでつまり新しくChromeを入れることはできない。OCPLでSequoiaにアップグレードできる。なんとか実用レベルといったところ。

2025年現在はなんとか実用レベル
OCLPを使えばあと数年はなんとか使えそう

Mac mini Late 2014

Monterey:サポートの終了は2025年9月17日の予定。Mac mini 2014はメモリを自分で入れ替えることができなくなった。TahoeがIntel Macの一部のサポートを継続するためOCLPの開発に期待したいところ。

2025年9月までOCLP経由でOSが使える
OCLPの継続サポートに期待

この理屈でいうとVenturaが2026年9月終了、Sonomaが2027年9月終了ということになる。

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iPhone SE(第1世代)2016

iPhone SEはiOS15.8.3まででサポートが打ち切られiOS 16は利用できなくなった。ただし今のところメジャーどころのアプリはだいたい利用できていてセカンドマシーンとしてWi-Fi運用で便利に使えている。ただ、マイナンバーカードなど政府系のシステムでの利用をしたい人は使わないほうが良いと思う。

最新OSは使えないが、2025年現在はなんとか実用レベル

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iPhone SE(2016), iPhone 8, iPhone 5c, iPhone 6s

Mac mini 2018

Sequoiaまでアップデートできるのだが、そろそろINTEL MacはOSアップデートが打ち切られるのではないかと考えられてきた。案の定、MacOS 26(コードネームTahoe)ではサポートが打ち切られた。

ただOSサポートが終わっても3世代程度はAppleが「面倒を見てくれる」という経験則がある。MontereyはSonoma,Ventura,Sequoia時代を「生き抜いて」いる。

なお今回のMacOS 26でIntelMacはすべてサポートが打ち切られるのではないかと思われていたが、一部のIntelMac(「Mac Pro (2019)と一部のMacBook Pro (2019/2020))が生き残ったようだ。仮にOCLPがTahoeに対応すれば数年は最新OSが使えるかもしれない。今後の発表に期待したい。

 2025年9月までは最新OS(Sequoia)
OCLPの継続サポートに期待


Mac mini M1, 2020

Sequoiaまでアップデートできる。2025年2月現在はこれが最新のOSとなる。Tahoeのアップグレード対象となることが発表された。

iPhone SE (第2世代)2020

少なくとも2026年半ばまでは最新OSが使える
巷の評判では「あと数年は使えそう」とのこと

iPhone SE 2はiOS16、17、18のサポート対象に入っている。iOS18で足切りされなかったのがラッキーだと思っていたのだが割と長くアップルストアで扱われていたため2027年までは修理サポートが受けられる公算が高いそうだ。少し意外な気がした。2025年6月9日(日本では10日)の発表ではiOS 26(年度表現に切り替わった)でのサポート継続が表明された。ケイタイWatchの記事によるとiOS 26対象機種は次の通り。

  • iPhone 16シリーズ(iPhone 16e含む)
  • iPhone 15シリーズ
  • iPhone 14シリーズ
  • iPhone 13シリーズ
  • iPhone 12シリーズ
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone SE(第2世代以降)

ちなみにカタログ落ちは2022年3月だったという。2022+5=2027となる。2020年発売だったと考えるとこれも7年間程度使えるということになる。

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Mac mini M2, 2023

当分は最新OS

Sequoiaまでアップデートできる。円安の影響をまだあまり受けていない時代のMacなので価格が落ち着いている。現在40,000円程度で手に入る。吊るしのモデルを購入した。短めのBlenderアニメなどには対応できるが本格的なアニメをやりたい人にやや力不足といった印象。

またFull HD画質のYouTube動画をアップするくらいであれば十分実用的。また256GBのSSDはやや容量不足なのでハードディスクを増設するかネットワークを組んで古いHDD版のMacを外部ハードディスク代わりに使うなど工夫したほうがいいかもしれない。

Tahoeのアップグレード対象となることが発表された。

iPhone SE (第3世代)2023

iPhone SE 3はiOS 18をサポートしている。iPhone SE 2がロングライフだったため「当分問題はないのではないか」とされてきた。iPhone 61Eの発表とともにカタログ落ちとなった。通常はカタログ落ちから5年程度でOSのサポートがなくなるとされているため2030年頃が目安になりそう。2023年発売のため発売後7年でOSサポートが受けられなくなるものと予想される。

当分は最新OS
普通OSのサポートはカタログ落ち(2025/2/20)から5年

iOS 26ではiPhone SE第2世代もサポート継続が決まっているため当面は安泰といえる。

2025年2月の時点ではじゃんぱらやGEOなどで40,000円台が目安かなと言う感じだったが、2025年5月にGEOを見たところB級品が30,000円台まで値段が下がっている。店によって価格が異なっているが31,800円(税抜き)で1台確保しておくことにした。

手持ちのMacを使い第2世代の環境をそのまま第3世代に移した。

Mac mini M4, 2024

Sequoiaまでアップデートできる。Tahoeのアップグレード対象となることが発表された。

当分は最新OS

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