ジャンクなMacでどこまで遊べるかということをテーマにして書いている。今回はメインマシーンのiMac Mid 2007のご紹介である。最終的にこのMacはグラボが故障して起動しなくなった。グラボを取り外して起動することはできるのだが、あまり使い所がない感じになってしまった。
このiMacはiMac 2010を買うまで現役で使っていた。GoogleがEl CapitanをサポートしなくなったのをきっかけにHigh Sierra機に乗り換え、その後Monterey機に乗り換えた。その後押し入れに眠っていた。ある日電源を入れてみたところ起動しなくなった。
意を決して分解した。グラボを引き抜いた途端に起動したのだがモニターが使えない。なぜかリモート専用機ということになってしまった。捨てるに捨てられずちょっと困った状態になっている。
このiMacには最初から重大な欠点があった。メインスクリーンが死んでいるのだ。これが多分安かった理由だ。ヤフオクで3,000円弱で手に入れた。
ただこの時点では外付けのモニターを使って作業をすることができた。専用のトルクスドライバーで開けてハードディスクをSSDに変更することができるので、起動が1分ほどですむMacが割と簡単に作れる。
よく使うメインマシーンで一番大切なのは最新のブラウザーがアップデートできることと起動に苦痛がないことだ。
この当時126GBのSSDの価格は中古で4,000円程度だった。El Capitanであればメモリは4GBもあれば快適に利用できていた。
- iMac Mid 2007:3,000円
- SSD:4,000円
- USBキーボード:500円
- USBマウス:300円
- メモリ(+2GB):3,000円
最終的にこのMacはiMac 2010と入れ替えになった。High Sierraまでが動くiMacだEl CapitanでGoogle Driveが動かなくなったので「そろそろChromeなんかもサポートを打ち切るのか?」と思ったが、そのうちにSSLで安全に接続できないウェブサーバーが出てきた。
ついにグラフィックボードがお亡くなりに
結局、そのまま押し入れ入りになった。半年くらい電源を入れずに置いておいたのだが「久しぶりに電源を入れてみよう」と思って電源を入れたところ電源が入らなくなった。基盤を開けてみると確認用のLEDが見える。プラグにつなぐとすぐに最初のLEDが落ちる。分解したところ原因がわかった。グラフィックボードを外したところ使えるようになったのだ。グラフィックボードがなくなるとどうなるのか? 実は外部モニターも使えなくなるようだ。
ところがUSBハードディスクを接続したところ起動した。このUSBは自動的にWi-Fiに繋がる設定になっている。ネットワーク上から見えるようになりリモートで操作できた。Bluetoothは分解した時に壊してしまったらしいが、Wi-Fiは生きていた。
ということで一応起動できる状態で保存しているが使い道が思い浮かばない。この記事を最初に書いたのは2019年の1月なので4年以上は堪能したことになる。ただiMacは」使えなくなると巨大な粗大ゴミになる。一応Appleは無料で引き取ってくれるそうだが段ボールに梱包する必要がある。箱が見つからないという理由でそのまま手元にある。
作者について
Macを使って、写真撮影・管理、レタッチと加工、MIDI楽器を使った作曲、YouTubeに使う動画の撮影と編集などがやりたかった。お金がないので「古いMacを使ってどうにかしよう」とヤフオクなどを漁り始めた。
だんだんガジェットMacを物色すること自体が楽しくなり、家に使いもしない古いMacBookなどが溜まりつつある。MacBookだけで、MacBook Late 2007, MacBook Early 2008, Late 2008, EarlyかMid 2009, MacBook Air 2010がある。どれも古いものばかり。
時々短いiMovieで加工したYouTubeビデオなどを上げているが、まだ編集の仕方がよくわかっていない。
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