楽天モバイルの0円廃止ですっかり忘れていたのだが、G Suiteも無料版を継続しないと言っていた。経過措置が終わるまでに解約しなければと思っていたのが放置していたのだが、結局無償版は生き残ったようだ。無事に無償のままで使えるようになった。今後はビジネス利用はできなくなるそうである。G Suite Legacy脱出計画というカテゴリーまで作ったのだが結局はそのまま使い続けることにした。
無償版を引き続き使い続けるためには管理コンソールに行き無償版を選択するだけだ。これでカスタムドメインとGmailのカスタムドメイン利用が継続できる。ただしビジネス利用はできなくなりサポートの対象からも外れる。とはいえサポートは利用したことがない。
政治経済系の記事は毎日チェックしているのだがテック系の記事のチェックは遅れることが多い。今回は「G Suite」という文字列をみて「あ、まずい解約していなかった」と思い出して検索したところこの記事を見つけた。そろそろ課金が始まりますよというニュースではなく意外なことに「無償版が継続される」というニュースだったのだ。
このまま無償で使えてよかったとも思うのだが「今までの苦労は何だったのだろう?」とも感じた。
- G Suiteで購入していたドメインをGoogle Domainに移管
- 独自ドメインで使っていたメールアドレスを必ずしも使い勝手がいいとは言えない格安サーバーに移管
- ローカル側の受信設定をGoogleから格安サーバーに移行
- DNS設定を移行
格安ドメインのメールサーバーはスパム認定されており(共用サーバーなので誰かがスパム認定されるとその影響を受けるようだ)サーバー管理会社とちょっとした言い合いになったこともあった。
逆に言えばこの作業を元に戻せば今まで通りにGoogleでメールのやりとりができる。やり方はGmailと同じなのでこちらの方が楽なのだ。だがこのサービスもいつまでつづくものかはわからない。あくまでも代替サービスの位置付けにしてしばらく様子を見るのが賢明なのかもしれない。
とはいえおそらくは「もう解約してしまった(新規では無償版は利用できないので普及ができない)」とか「ビジネス版に移行してしまった」という人もいるんだろうなあと思う。
Googleにはかなりの反発があったのかもしれないし、もしかすると最初から無償版を残すつもりだったのかもしれない。だが無償版が残りますよとアナウンスししてしまうと有料サービスに移行しない人が多いだろうからアナウンスしなかった可能性もあるんだろうなあと感じた。
そう考えると楽天モバイルも「無償枠を残す」とか「格安サービスを提供する」可能性はあるのかもしれない。結局顧客を失っては元も子もないからである。YouTubeの情報などを見るとPOVOへの移行が進んでいるようだがこのままでは高い広告料を払ってPOVOの顧客開拓をしていたことになる。こちらもギリギリまで待った方がいいのかもしれないなあなどと感じたがそうこうしているうちに「うっかり解約を忘れてしまった」などということになりそうだ。
コメントを残す