中高年がiPhoneで最も困ることといえばおそらくは文字入力だろう。フリック入力は時間がかかるしキーボードは一つのキーが小さく文字入力の間違いが頻発する。iOSデバイス用に新しいキーボードを準備したいがたまにしか使わないのにいつも充電しておくのは面倒だ…… このような感想を持っている人は多いに違いない。
そんな時におすすめなのがlogoのキーボードである。3つまでのデバイスと接続することができる。つまりPCのキーボードとして準備しておいてiOSデバイスを使う時だけ切り替えればいいということになる。
一つ目のキーボードはK380である。記事を書いている時のAmazonの価格は22%オフの3500円だった。キーボードにはグレー、ブルー、ピンクなど7色あり好みに合わせて色が選べる。別売りのマウスと一緒に使うとカラーコーディネートもできるが、色によって値段が違う。
ノートパソコンのキーボードを使っている人には違和感はなさそうだがキーが丸いのでメカニカルキーンボードの人は慣れるまで少し時間がかかるかもしれない。静音キーボードになっており打鍵感はやや弱い。これも好みが分かれるところだろう。なんとなくゴムっぽい感じなので昔ながらのキーボードに慣れている人は「メカニカルな打鍵感が欲しい」と思うかもしれない。
静音キーボードなので図書館やオフィスなど隣のカチャカチャ感が気になる人にはおすすめだ。切り替えは簡単で1、2、3というボタンを押すだけである。ペアリングもこのボタンを長押しするだけで自動的にiOSとMacを分けてくれる。もちろんPCともペアリングできる。
もう一つの選択肢はK480だ。こちらはiPadとの利用を想定しておりスロットがついている。このスロットでiPadを支える構造のため少し重たいキーボードだ。つまり持ち運びには向いていない。記事を書いている時のAmazonの価格は4500円だった。
また、プラスチックのキーはやや「おもちゃっぽい」打鍵感だ。これは実物をさわれば納得してもらえると思う。キーの幅はそれなりに確保されているためメカニカルキーボードに慣れている人でもそれほど困惑はしないかもしれない。
どちらも乾電池駆動なのだが単四2つの乾電池で1年程度は持つようだ。Amazonベーシックの乾電池が4本799円だった。おそらく数年は電池の買い替えは必要ない。ただし充電器は別途購入する必要がある。Apple純正のワイヤレスキーボードはもう少し電池消耗が激しい印象があるので「ロジクールはマウスもキーボードもエネルギー効率が良い」と感じる。
本当ならフリック入力を練習して慣れるのが一番なのだろうがたまにしか文字入力をしないが入力するなら長い文章が打ちたいという人はキーボードも選択肢だと思う。
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