これまでフィルム時代のレンズEF 28-80mm F3.5-5.8 IIを使っていた。ハードオフで3300円でEFSレンズが売られていたので買ってみることにした。レンズは二つあった。一つは3300円のCANON EFS 15-55mm F3.5-5.8 IS IIでもう一つは2750円のCANON EFS 18-55mm F3.5-5.8 IIだった。ISは手ぶれ補正装置の意味なのだそうだ。税抜きで500円の差異だった。どちらも「カビがあります」ということなのだが目視した限りはよくわからなかった。
このIS IIはEOS Kiss X4の発売当時に標準ズームレンズとして発売された。もともとX4についていたレンズはISだったのだが「順次IS IIに切り替わります」と書かれている。続くX5もこのレンズとセットで売られたようだ。
一応、試しに撮影してみたのだが特に問題は感じられなかった。
風景
CANONのウェブサイトによると、このレンズは
最接近
最接近距離は25cmだそうだ。EF-S18-55mm F3.5-5.6 USMは28cmなので3cmほど近くに寄れるようになっている。
概要
- リーズナブルな手ブレ補正機構搭載レンズを望むユーザーからの要望に応え開発された
- EF-Sレンズ対応カメラ専用の標準ズームレンズ
- シャッター速度換算で約4段分の手ブレ補正効果を達成
という特性を持っているという。
おそらくはデジタルカメラの性能を目一杯に活用するような人には違いがわかるのだろうが、ブログ用に640 x 480の画像が欲しいという人にはそれほど効果が実感できるような性能差は感じられない。
メーカーサイトによるとEOS 10DはEF-Sマウントには対応していないそうだ。対応していないとはどういう意味なのだろうかと思ったのだがそもそも装着することができなくなっていた。保護用のゴムがついていて間違ってカメラを傷つけないようになっている。EOS Kiss DigitalはEF-Sレンズ対応なのだが同じようなスペックでも10Dには使えないのだ。
戸惑った点
かねてよりEF-Sレンズが欲しかった理由はフィルム時代のレンズは広角にならないからだった。ところが実際に手に入れてみるとこれまでと距離感が違っていることに戸惑った。つい少し離れたところでカメラを構えてしまうのである。
APS-Cのカメラは(CANONの場合)1.6倍掛けで35mm換算すると思うので、それに合わせて1.6で割って18-55mmという数字になっているのだと思う。
特に良かった点
逆にこれはいいなと思った点がある。それが手ぶれ補正である。4段分の手ぶれ補正がついているという触れ込みである。室内で写真を撮影するといつもぶれていた。光が足りないのである。今回このレンズで撮影してみたところブレない写真が撮影できた。
問題のカビなのだが目視した限りはわからない。布団のダニ取り掃除機RAYCOPにUライトがついている。なんとか工夫してレンズにUVライトを照射することにした。実際にこれが効果があるかどうかはわからないのだが……
AMAZONでも安く手に入る
今回はハードオフで「安く手に入れられた」と喜んでいるわけだが、実はAmazonでもそれなりの価格で手にはいるようだ。どちらも中古だと5,000円以下の価格で手に入れることができる。
- Canon 標準ズームレンズ EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応
- Canon 標準ズームレンズ EF-S18-55mm F3.5-.5.6 IS II APS-C対応
ヤフオクでも5000円以内で手に入れられるものがあるが運賃がかかってしまうためにどうしても割高感がある。
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