MacでもChromebookでも使えるLogicool M705

OS10.5のiMacをグラフィック用兼テレビ兼録画機として利用している。これまでMagic Mouse(第一世代)を使っていたのだが接続が悪かったために有線に入れ替えて使っていた。無線が欲しいなあなどと思いハードオフのジャンク箱を漁ったところLogitechのM705が出てきた。500円だった。現在はLogicool M705として発売されている。メーカーサイトで5280円だった。Amazonは価格変動があるがM705mと呼ばれる製品がAmazonおすすめのマーク入りで4800円になっていた。

AmazonでLogicool M705

今回はM185との比較で第一印象などを書きたい。

左がM185/右がM705
M185M705
電池単三電池1本で12ヶ月持つ(メーカー公称)単三電池2本で36ヶ月持つ(メーカー公称)
大きさ取り回しても軽い安定感があり手に馴染む
カスタマイズカスタマイズ不可脇にふたつあるボタンがカスタマイズできる。
スクロールはクリック感があるスクロールと引っかかりのないスクロールの二つから選べる。

比較するとわかるのだが、おそらくWeb閲覧や表計算ソフトなどの作業を長くやる場合にはM705の方が使いやすそうだ。一方「とりあえず動かせればいいや」というものにはM185が向いている。手に馴染むものが好きかどうかで選ぶのが良さそうだ。

ちなみに執筆時のAmazonでの価格差はこんな感じだ。

AmazonでM185

価格差で悩むくらいなら手に馴染みやすさの好みで決めればいいと思う。安いから壊れやすいと言うこともないしボタンのカスタマイズも「既になんらかで使っていてこれがないと困る」と言う人でなければ特に気にならないだろう。逆にこの価格差にこだわる人は「高いものを買ったのにそれほど追加機能を使わなかった」と言う人もいるかもしれない。

ということで本来は普段Web閲覧やブログの執筆で使っているMacmini 2014でM705を使いiMacでM185を使いたい。どちらもUnifyingレシーバーを使っているので組み合わせを変えてやればいいのだがなんとなく面倒臭いなあと言う気持ちがありまだやっていない。

設定変更にはMonterey以上のOSを持ったMacが必要

設定の変更を行うためにはLogicool Optionsを使う。Logicool Options+でもできるはずだがデバイスを見つけてくれなかった。OS10.5.8に対応したLogicool Optionsはもう配布されていないので設定変更をするためには別のMacが必要になる。

脇にあるボタンになんらかの動作を割り当てることができるそうだ

複数のLogicool Mouseを持っているのだが設定は意外と複雑である。このため事前に使えるかどうかを確認しないとちょっと後悔することになるかもしれない。

M705とK295の組み合わせ

ボタンのカスタマイズができる。MontereyのLogicool Optionsではうまく動作した。ところがHigh SierraのLogicool Optionsではカスタマイズができなかった。Control Centerを使えと言ってくるのだがControl Centerがダウンロードできない。このためMonteryがインストールされているMacMini 2014で利用することにした。ただしLogicool Options+で認知されなかった。

UnifyingレシーバーにK295を登録し直した。結果的にグラファイトのキーボードとマウスの組み合わせが出来上がった。

M185

ボタンのカスタマイズの必要がない。必要なのはUnifyingソフトウェアだけである。High Sierraでもインストールできる。結局、High SierraがインストールされているMacMini 2010にはこのマウスを使うことにした。

M350とK380

BluetoothのバージョンのためBluetooth対応マウスとしてはMacMini 2014でしか利用できない。専用レシーバーを使えばUSB経由で利用できるのだがUnifyingに統合できない。

K380はHigh SierraとMontereyのLogicool OptionsとLogicool Options+で設定できるので、この組み合わせをiMac 2010で利用することにした。

Logicoolのコンパクトなキーボードとマウスのセット

MagicMouseとMagic Keyboard

最終的に残ったのはやや接続に不安のあるMagic KeyboardとMagic Mouseの組み合わせである。結局iMac Early 2009に戻ってきた。

Chromebookでも利用できた

MacBook A1811を一台Chromebookに転用している。サポート対象外だがChromeOS Flexがインストールできるのだ。

動作は遅いもののおおむね使えている。唯一の欠点はトラックパッドだ。なんとも表現が難しいのだがなんとなく動きが少し不安定なのである。メーカーのWebサイトを見るとMac/Windows対応としか書かれていないのだがダメもとでさしてみたところ設定をすることなく無事に使うことができた。

普段使っているわけではないので専用のマウスを買うのもなあなどと思っていたのだが、いざという時に使うことができるマウスが手に入ったと喜んでいる。


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