ハードオフで330円のレンズを買った。TamlonのAマウント標準レンズだ。写りが悪ければバラバラに分解してやろうと意気込んでいたのだが全く曇りがなく普通に使えるレンズだった。この時にNeewerという聞き慣れな会社名の入ったワイドコンバータを見つけた。クルクルつけてみたところ使えたので買ってきた。レンズ込みで880円の無駄遣いだ。コンバーターは550円だった。
このレンズを使うと若干広角が得られる。家に持ち帰って試したところつけることができるレンズは全部で三つあった。口径49のレンズをこれだけ持っているということになる。
- Aマウント用のタムロンの28-70mmレンズ
- ESマウント用のCANON F1.8 50mmレンズ
- マイクロフォーサーズ用のPanasonic 14-42mm標準ズームレンズ
現在F1.8用のレンズは50mmの物しか持ってない。APS-Cだとフルサイズ換算で80mmになるためロングショット(全身)を取ろうとすると赤外線リモコンが届かない。これでワイドにすればあるいはリモコンが使えるのではないかと期待したのだが、写真を撮影してみてがっかりした。中心だけにピントが合っており使い物にならないのだ。
いろいろ調べているうちにE-PL3はワイドコンバータ用の設定があると書かれていた。確かにその通りである。確かにこれは使えるなと思った。この時はカメラの性能だと思い込んでいた。
Panasonicレンズは14mm-42mmである。フルサイズ換算で28mm-84mmということになる。そもそも広角レンズなのでこれ以上ワイドにする必要はない。なんだ500円無駄にしたなあと思った。
しばらく考えてふと「単に絞りのせい」なのではないかと思い立った。依然周囲はボケているのだがずいぶん使いやすく。結局F1.8ではピントがシビアすぎてワイドコンバータは使えないんだなという結論に至った。ずいぶん癖があるようだが、工夫次第では使えないこともないなといった感じだ。
実はこのコンバータには日本語でのレビューがほとんどない。英語版では「格安ソリューションでプロユースではない」と評価されることが多いようだ。
なおNeewerは深圳にある中国の会社のようだ。Japan Opticsは日本の会社らしい。もともとHAKKOという会社にいた技術者が川口に会社を作りライフルのスコープを作っているそうだ。
実際にやってみた
- リモコンが届く範囲で全身を収めることができた。
- F1.8-F4.0あたりまでは使い物にならない
- F5.0以降はなんとか使える
- 中心はクリアだが外が流れるのでボケる範囲が独特になる
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