テレビをMacで見ている。OS10.5のような古い32ビットOSでないと動かないチューナーなのでMacBook 2008 Aluminiumを使っているのだが内臓のスピーカーがへたってきた。そこで前に800円で購入したLogicoolのZ600を引っ張り出してきた。しばらく使っていたのだが低音のよさにびっくりした。クラッシック音楽などを聴くと違いが際立つ。底面にパッシブラジエータが入っていて机を使って振動させる形式になっている。出力は6.5Wだがこれで十分である。
形状はMacBookなどに合わせて「スタイリッシュに仕上げた」そうだが今はもうこのスピーカーは売られていない。そこでAmazonで今最も売れているスピーカーを探してみた。
最も売れているのは小型で格安のCreative Pebbleの小型スピーカーだった。Bluetoothがついていない点と出力が少し弱い点が気になるが、おそらく低音を考えるとノートパソコンの音よりも良い音がすると思う。おそらくは高級スピーカーと比べるのはやめた方がいいというくらいの出力である。
もう一つは出力が強めのBluetoothモデルである。
Logicoolだと売れ筋はZ150なのだが、Z200がパッシブラジエータを備えている。ただこの製品にはBluetoothがない。
低音にもそこそここだわりたいがサブウーファーを置く場所を場所を取れないというような人はパッシブラジエーターのあるスピーカーを選んでみるのも悪くないのではないかと思う。ただ、Amazonだとどうしても聴き比べができないので音を聞いて実感するまで底面ラジエーターの恩恵を感じることは難しいのかもしれない。
さらにAmazonBasicも底面ラジエータのついた製品を出している。これも格安で2000円台だ。
お金はもうちょっと出してもいいから音に包まれる感覚が欲しいという人にはBOSEのスピーカーがある。TrueSpaceというテクノロジーを使っていて音に包まれる感覚が得られる。Bluetoothもついていないのに現在のランキングで15位になっていて、これだけ価格が突出して高い。実はTrueSpaceはサウンドバーなどに使われているテクノロジーなので「それに比べれば安い」という評価なのかもしれない。ちなみにこの価格帯になるとサウンドバーも買うことができる。ケーブルの取り回しが面倒だというレビューもあるのでデスク周りをスッキリさせたい人はサウンドバーを買った方がいいかもしれない。
もちろん本格的なサウンドバーを導入するという選択肢はあるのだがやはり場所をとるという難点はある。スピーカーはシーンによって賢く選びたいものだ。
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