ハードオフでPanasonicのDMC-GF6を購入した。中古としては少し高かったがWi-Fiが使えるのに惹かれたのだった。液晶が不安定なのが気掛かりだったが撮影には使えるのだろうと甘く考えていたのが良くなかった。しばらくして画面が全く映らなくなってしまった。焦った。
思い切って分解したところ、液晶と本体をつないでいるケーブルが破損していた。不安定なフラットケーブルだった。Ali Expressなどを見るとフラットケーブルは売られているのだが「何もそこまでして」という気がする。
撮影自体はWi-Fi経由で行うことができる。やり方は二つある。一つはNFCを使う方法だ。Rakuten MiniにNFCがついているのだが、これがうまくゆかない。アプリ落ちてしまう。理由は全くわからない。もう一つのやり方はFnボタンを押してWi-Fiで接続しスマホ経由で撮影するというやり方だ。Image Appが使えるiPhoneが利用できる。
ただ設定が変わってしまうと使えなくなる可能性があるかもしれない。Wi-Fiのパスワードも控えていないので新しいスマホで使うこともできない。これは困ったと思った。
ふと、HDMIケーブルを使って映像出力ができることに気が付きやってみることにした。写真は出力できるが画面操作はできない。これで詰んだ……と思った。ふと、そういえば何かのコンポジットケーブルを持っていることを思い出した。接続してみたところDMC GF-2には使えなかったが、DMC GF-6では使えた。無事にメニュー画面が表示されWi-Fiの設定なども見ることができた。多分量販店で昔取り寄せていたのだがすっかり忘れていたのだ。
結構際どいところだったが救われたと感じた。こういうケーブルは部材がなくなるとそのまま供給停止になってしまう。特に中古を買った場合などは取り寄せておくべきだろうと思う。型番はDMW-AVC1である。
ちなみに外部出力ができないと思っていたHDMIケーブルだが「奥までケーブルをぐっと差し込む」と画面が出力された。つまり差し込みが甘いと機器が認識されないという特性があるようだ。「なんだそれは」と思ったのだが文句を言っても仕方がないので機器の特性だと理解することにした。
画面が出力できるようになると
- Fnキーを押しWi-Fiモードにして
- Mac側からWi-Fiに接続し(パスワードが必要でパスワードはデジカメに表示される)
- デジカメ側で共有可能なフォルダーを探して表示する
仕組みになっているのだがPanasonicとMacの相性は最悪でなかなか接続はされない。iPhoneだと失敗をすることはないのでMacとのWi-Fi機能はおまけ程度に考えておいた方がいい。SDカードを抜いた方が手っ取り早いのである。
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