MacのGoogle Chromeが遅すぎる レインボーカーーソルでたびたび動かなくなる

iMac 2015でGoogle Chromeを使っている。Core i5を搭載しているがHDD搭載機のせいなのかそれとも他の理由なのか時々レインボーカーソルが回って数分使えないことがでてくる。しばらくはそのまま使っていたのだがついに「なんとかするか」と考えた。

とはいえMacmini 2014でやったように中を開いてSSDに交換することができない。

現在Mojave搭載機を2台持っている。iMac 2015とMacMini 2014だ。SSD搭載でOSがクリーンインストールなのだ。iMac 2015はiMac 2010から引き継いだOSをアップグレードしたものでOSのアップデートなどでも引っかかる場合があった。ただし、すでにiMac 2015ではWordpressを動かしているのでOSをクリーンインストールするのは避けたい。

分解CPUメモリ内蔵インストール
iMac 2015不可Core i58GBHDDアップデート
MacMini 2014Core i54GBSSDクリーンインストール

まず必要のないCanonのEOS UtilityとGoogle DriveをiMac 2015から抜いた。これもSSD搭載のMacMini 2014ではなんの問題もなく動いている。

まず、最初に行き着いた情報は実験的な機能を試す「Flags」だった。chrome://flags/でアクセスできる。おそらく前のiMac 2010かそれより前に使っていたものがそのまま残っていている。過去機から引き継いだものが悪さをする可能性があるそうだ。Reset Allというボタンがあるのでこれでクリアできる。

次にGoogle日本語入力を導入した。確かにMacOSの日本語入力が滞って漢字入力が不調になることが多くあった。Google日本語はMac版をダウンロードして展開するだけなのだが、これだけでは使えない。

コントロールパネルでキーボードを選び入力ソースからGoogle日本語入力の「あ(ひらがな入力)」を追加しなければならないのだ。

Google日本語入力は辞書を自動的にアップデートしてくれる。Mac標準の辞書はお世辞にも使いやすいとは言えず固有名詞などは自分で追加しなければならないことが多かった。しかし例えば……(てんてんてんで登録している)や👍(おやゆびで登録している)などユーザー辞書に頼っているものは多くあった。これが意外と面倒だった。

まず標準のユーザー辞書を開き全選択したあとでデスクトップにドラッグアンドドロップする。するとPLISTが作られる。PLISTはXML形式になっているためそのままではGoogle日本語入力では使えない。これをテキストにするためにU-Dictというアプリが提供されているが「Appleはこのアプリが正式なものか確認できないから開けない」と言われてしまう。これを乗り越えてアプリを開くとやっと変換はできるのだが品詞を全部入力しなければならない。さらに固有名詞は必要ないので(おそらくすでにGoogleの辞書には入っている)これを取り除いたうえでGoogleのユーザー辞書に追加してゆくという手順になる。

たしかにここまでの作業をするとGoogle Chromeはかなりストレスなく使えるようになった。ちょっと非力なMacをもう少し延命させたい人は試してみるといいかもしれない。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です