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きっかけ
普段携帯電話を持って出かける習慣がない家族。ところがふとしたことで「出かけたまま帰ってこない」ということになった。普段一人で出かけていなかったので羽根を伸ばしたかったようだ。ところが大騒ぎになったのでいざというときに携帯電話が必要だと思った。
そこでスマホの位置情報を知る必要が出てきたのだがここで問題がおきた。普段使っていないAppleIDで機器にログインするとiPhoneで承認しなければならない。家にはiPad3があるのだがiOS 9.5.3は使い物にならない。地図がきちんと表示されないのだ。そこでハードオフを物色したところiOS12.5.7をぎりぎり使えるiPad mini 第2世代を見つけた。
対応端末
iPad mini 第2世代で試すもNG
このiPad mini第2世代はwi-fiモデルではなくauモデルなので「SIMカードを挿せば使えるのではないか」と思ったのだ。ただしこの当時にはSIMロック解除という概念はない。
そこでau系のpovoであれば使えるのではないかとiPhone SE第2世代から申し込むことにした。マイナンバーカードとクレジットカードを準備して電子認証用のパスワード(長い方のやつ)を入れると申込みは即座に完了した。実に簡単だ。
ただしiPad mini第2世代は対象に入っていない。結果的にiPad mini 第2世代では使えなかった。SIMカードを入れるとアクティベーションロックを解除にゆくのだがエラーが出る。実はauとpovoは別会社扱いになっているようである。

iPhone SE第1世代で使うことにする
ただここまでは想定内だった。iPhone SEの第1世代が余っていたからである。
- まずpovoアプリをどこかにダウンロードする。
- そのアプリでSIMカードのアクティベーションを行う。
- 次にpovoを使うiPhoneにプロファイルをダウンロードする。ここから設定に行ってプロファイルをインストールすることになっていたが何故か表示されなかった。実は前にdonedoneを使っておりその設定だけが残っていたのだ。これを削除したところ無事に使えるようになった。
- 電話番号はiPhoneに表示されずなぜかアプリから確認することになる。
- povo 4Gと表示されたら使えるようになっているので無料通話に電話をしてみて(なぜか「現在使われていませんとなってしまうのだが」)通信が生きているかを確認する。トッピングがない状態でも通信そのものは可能なので(極めて遅いのだが)通信テストをして終わりになる。
これで当座のニーズは満たせると気がついた
サブ回線としてぴったりだというYouTube動画が出回っている
そこでpovoについて調べようとYouTube動画を見てみた。すると年間660円で維持できるという動画が多数見つかる。180日に一度330円のトッピングをすればいいというのだ。
電話番号自体は生きているのでiPhoneを探せを使えるわけだし電話番号はあるので電話をかけることもできる。実は割高な料金を支払えば電話もできるそうだ。ただし180日に一度は課金しないと契約を取り消すぞという警告が送られてくるのだそうだ。
昔は通話プランを申し込んで即解約すれば日割りで18円で使えるという「裏技」があったそうだが今は使えなくなったという。
世の中いろんなことを考える人がいるもんだなあと思った。
iPad mini 第2世代は使えるのか?
さて、iPad mini 第2世代は結局家の中で使うしかなさそうなのだが、そもそも使えるのだろうか。
まず最初に懸念したのはバッテリー持ちだがすぐに切れるということはなかった。
対応していないアプリ・実質的に動かないアプリ
YouTube(Safariなどブラウザー経由での閲覧は可能)
LINE(ダウンロードはできるが通信はできないようだ)
一部使えないアプリ
Chrome(ブックマークの同期などができない)YouTubeの閲覧はややもっさり気味
使えるアプリ
iOS 9.5.3ではこれらのアプリは使えなくなっている。またiPad3は空き容量がファイルで埋め尽くされるバグがあり実質的に使い物にならないと思ったほうがいい。
iPhoneを探せ
マップ
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