サウンドシステムのテストということでAmazon Primeでオーシャンズ11を見た。これがなかなかおもしろい映画だったので、続けてオーシャンズ12とオーシャンズ13を見てしまった。
- オーシャンズ13の悪役はおそらく特定の人物
- しかし訴訟対策のためなのか特定の人とみられることは避けられている
オーシャンズ13の中でウィリー・バンクと言う悪役のホテル王が出てくる。ウィリー・バンクという名前。このウィリー・バンクがトランプ大統領に似ていることが気になった。
- 名前が1音節
- 下品なホテル王で「パートナー」を何人も潰し周りから恨まれている
- マイクロ・マネジメントの傾向がある
- すぐ人をクビにする
- 黄金のカトラリーなどとにかく金ピカが好き
- ファイブ・ダイヤモンド賞にこだわるほど名誉欲が強い
しかしAI(ChatGPTとGEMINIに確認した)がトランプ氏はモデルではないそうだ。モデル候補は2人いるという。
- スティーブ・ウィン(Steve Wynn)
- ドナルド・トランプ(Donald Trump)
このうちスィーブ・ウィン氏はオーシャンズ11の舞台になったベラージオを手掛けているので、こんぼスティーブ・ウィン氏をモデル候補にするのは無理があるように思える。
しなしながらこれはおそらくは訴訟対策ではないかと思った。
映画の中でベネディクト氏は悪役として登場したにも関わらず、ベラージオは名前だけでなく撮影にも協力しており、これは今でもベラージオの観光資源の一つになっているそうだ。またオーシャンズ13の最後でテリー・ベネディクト氏は渋々ながらもイイヒトになることになる。彼がどういい人になるかは最後のお楽しみである。
そう考えるとソダーバーグ監督と映画会社は訴訟を避けるために、わざと二人の人物を混ぜたことになる。いずれにせよ映画の宣伝の中では一貫して誰がモデルであるかという話題は避けられたようだ。
いずれにせよ、ウィリー・ウィン氏の恨まれ具合とエピソードを見ると、今のアメリカ合衆国(ホワイトハウス)で起きていることをかなり正確に説明ができるようにおもえる。つまりトランプ大統領は非公開の私企業を運営するような感覚でアメリカ合衆国を経営しようとしているようにみえるのである。
このためオーシャンズ13のホテルは実在しないそうだ。つまり全く存在しないホテルをすべてCGとセットで作ったのである。
音楽は北アイルランド出身のDJ/作曲家であるデヴィッド・ホルムズ氏が担当している。毎回、登場する舞台に合わせたスタイルをアーカイブから拾ってきて現代的な味付けをしているという。このためなにか懐かしい昔風の映画を見ているようで現代的な音楽に仕上がっている。
おそらくこの映画がサウンドバーやシアターシステムなどで聞いて心地よく感じられるのはそのためだろう。ホームシアターシステムではもちろん包みこまれるような感覚が得られるが、ホームシアターシステムのフロント型サウンドシステムでもパーカッシブな音楽は立体感が楽しめる。
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