最後にサウンドバーとホームシアターシステムの実例を紹介する。
実例1:YAMAHA YAS-101
いい音がするが結局ハードオフに売ってしまった
今回最初に買ったのはハードオフで見つけたYAS-101という初期型のサウンドバーだ。2,200円で購入した。このサウンドバーはバーチャル7.1chに対応している。Bluerayコンテンツを光ケーブルで受けて立体音響が出せるという規格だ。だが、HDMIポートはなくDolby Atmosにも対応していない。別売りサブウーファーには対応しているが単体でもそれなりに重低音が出る。底面にSWユニットが整備されている。
SONYのサウンドバーと比べると音の感じが自然だ。SONYは人工物が多い街の景色といった感じだがYAMAHAは自然でバランスの良い音にこだわっているのだろう。これが良くわかるのがクラッシック音楽だ。「同じサウンドバーと言ってもここまで違うのか」と思った。
光ケーブルでレコーダーからの音を引っ張ってくるとかなり立体的な音場が作られる。NHKの名曲アルバムなどを聞くときちんと5.1ch対応していることがわかる。ホームシアターシステムSONY HT-K31は音に包まれる感じになり目の前にぎゅっと凝縮されるのがYAMAHAのサウンドバーといった違いがある。
Amazon PrimeについているPrime Musicをかけてみたところとてもよく響いた。クラッシック音楽のような幅広い音域を含んだ音楽の再現性も満足度が高い。
ただしやはりネックは接続性と大きさだった。SONY HT-CT380はHDMIポートが3つあるため複数の機器を接続できしかも薄い。場所の関係から手放すことになった。
実例2:SONY HT-CT380
音質が人工的だが接続性が良いのでMacのメインスピーカーになった
次にSONYのCT-380を買ってきた。サブウーファーが別売りになっていて単体で2,200円だった。のちにサブウーファーを2,000円で買い足したがリンクのためにリモコンが必要だった。リモコンはAmazonで代替品が売られている。1,000円で手に入れた。YAS-101と比べるとメリットが3つある。
- YAS-101よりも格段に薄型
- Bluetoothが内蔵されているためスマホやFireTVスティックなどとの接続が簡単
- サブウーファーが無線接続になっていて置き場所に困らない
- DolbyだけでなくDolby+に対応している。
スピーカー数はYAMAHAよりも少ないため分離感は劣る。だがやはり聞いているうちに慣れる。サブウーファーはあってもなくてもという感じだが、あった方が満足度は高かった。2.4Ghz帯でリンクするため置き場所には困らないし無線の知識も不要。リンク後は安定しているのだがアプリからリンク操作することはできないためリモコンがなくなると再リンクができなくなる。またCT-380はCT380のサブウーファーしか対応していないという「組み合わせ問題」がある。
YAMAHAのサウンドバーと比べると高音がくっきりしていて解像度が高い感じがする。悪い言い方をすると人工的である。同じサウンドバーといってもメーカーによってアプローチが違うものだなと感心した。
また設置場所によって音の聞こえ方が全く異なる。ソファーの目の前に机を置いてその上にサウンドバーを設置したところ立体感が確実に増した。Amazon Prime VideoのDolby+で聞くときちんと臨場感が感じられる。

一応7.1ch対応ということになっている。Bluerayレベルの映像コンテンツも再生できますよということなのだろう。Dolbyは5.1ch対応だがDolby+は7.1chまで対応している。ホームシアター並みの体験ができるというより「信号がきちんと処理できる」という意味なのかもしれない。
「今つながっている装置におけるベストな音」が再現できるようになっているようだ。ミッション:インポッシブル/フォールアウトで音を確認したのだが、周囲で車がブンブン飛び回っているのがよくわかる。空間オーディオだと上空をヘリコプターが飛び交ったりするのだろうがなんとなくドラマに集中できなくなってしまいそうだ。正直これで十分だなと思った。
結果的にこれがメイン機種となった。ただし、映画などを見るためにはYamaha YHT-S351(ホームシアターシステム)とDHT-S217(Dolby Atmosサウンドバー)を使うため、主にMac用のスピーカーになっている。

とことん、みたいチャンネルだけ まずは無料体験
実例3:YAMAHA YHT-S351
さすがホームシアターシステム:一度設置してしまうと邪魔に感じないのでやはりこれがメインになった
ホームシアターシステムを試そうと思って4400円で買ってきた。ネックは置き場所問題なのだが一度置いてしまうとそれほど気にならない。一応コードカバーをダイソーで買ってきて隠してある。やはりサービスエリアが自由に設定できる点が非常に素晴らしいく、これがメインになった。プロジェクターと組み合わせてテレビの音を良くするのに使っている。

実例4:DENON DHT-S217
Dolby Atmos対応だがコンテンツがそれほどないため「サブ」になった
Dolby Atmosとはどんなものなのだろうか?と考えて買ってきた。しかしバーチャルなので余り実感が得られなかったうえにそもそもコンテンツが少ない。音楽のDolby AtmosはAirPods Proでも体験できるため現在はサブ機としてChromeCast with Google TVを接続している。
Dolby Atmosなんかいらないんじゃないの?という人が少なくないのもなんとなくわからなくはないなあという気がする。
ジャンク品ではなく16,000円程度の中古品だった。


実例5:Yamaha YAS-108 & YSP600
すでにYHT-S351を持っているので特に必要はなかったがバーチャル3Dってどんなものなのだろうと思ってYAS-108を買ってきた。これをサウンドプロジェクターと比べた。サウンドプロジェクターは手動で部屋の形に合わせてセットアップする必要があるのだがきちんと設定すると格好いい音がする。しかし8.5kgととにかく重いのが特徴。これに比べるとYAS-108はニュースの3D音声は「お風呂場化」する。これなら無理にアップスケールしなくてもいいのでは?と感じた。

やはり最大の課題は「いったいどこに置くんだ?」問題
今回はハードオフにある2,200円の製品をたまたま2本見つけて買ってきた。安かったので音質でがっかりするということはなかった。だが80cm以上の大きさがあり「これはどこに置くんだ?」ということになった。
まず、机の上には置けないので机の下に棚を作ることにした。次に90cmの2×4木材を買ってきて自作でモニター台を作ってその上に置いた。細長い割に意外と大きいので置き場所は最初に検討しておきたい。「買ってきたのに持て余した」ではもったいない。
机の下に置くと音がこもってしまうが外に出すと音の広がりが感じられる。YamahaはこれをAir Surround Xtremeと言っている。ここに光ケーブルを引っ張ってきてテレビの音を流すとかなり迫力と解像度のある立体的な音場が作られる。気のせいか?と思ったのだが名曲アルバム(5.1chで放送されている)を流したところこれもきちんと立体的に聞こえた。バーチャル7.1chというのは嘘ではなかったようだ。

約90cmなので置き場にはかなり苦労する

次のSONYのCT380とSONYのHT-K31を比べてみた。確かにHT-31を聞くと音に包まれる感じはする。音に変な加工もなく自然だ。だが、HT-CT380を聞いているとそのうち慣れるのも確かだ。CT-380は音を散らしている。前面スピーカーだけで音を広げる仕組みをSONYはS-Force PRO フロントサラウンドと言っている。分離感はYAMAHA 101に劣るのだが、これも慣れの問題である。聞いているとそのうち馴染んでくる。

色々試行錯誤していてHT-CT380はテーブルの上に置き目の前で鳴らすといい音がすると気がついた。スピーカーを分離できないのであらかじめこの位置で聞くといいという場所を指定して設計しているのだろう。FireTVのように安いハードで毎月600円を支払いAmazon Prime Videoに加入すると部屋が本当に映画館になるんだなあと思った。最近のハリウッド映画はセリフドラマ部分とアクション部分の音が分かれている。アクション部分に突入し急に目の前が立体的音響の包まれてびっくりするようなこともしばしば起こるほどには迫力のある音響が楽しめる。


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