ALPHA Male, SIGMA Male, 日本の賢い消費者 あなたはどのタイプ?

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Male Model SceneにHow Are Modern Men Redefining Fashion and Lifestyleという記事がある。現代版のALPHA Maleにファッションを売り込む内容だ。現代版のALPHAは過度なひけらかしを嫌うが自己探求と社会的成功が一致したタイプである。「アメリカンサイコ」のパトリック・ベイトマンのは今ではモノに踊らされている弱者とみなされるそうだ。

そこでAIにそれぞれの人々に「スマホ、スマートウォットなどを売ってもらう」ことによって彼らの生態を理解しようと考えた。つまりこれらの文章と画像によって彼らをビジュアル化しようというわけだ。本来ならALPHAにiPhone SEを売ることは「自殺行為」だそうだが、ここではあえてiPhone SEとユニクロを売り込んでもらった。日本だと確実にマウンティングする嫌な奴と見なされそうな気がする。

日本の賢い消費者はチームの善きメンバーであるためにウェルネスにこだわる。つまり他人に不快感を与えないためにジムに通いスキンケアを行う。

一方でアメリカのALPHAはあくまでも「競争に勝つ」ことが人生の目的になっている。パトリック・ベイトマン時代との違いは「自己探求を通じて社会的な成功を掴む」という点。これはトランプ大統領(うわべは成功者だが中身がないとみなされている)の強力なアンチテーゼになっている。また「意識高い系」が攻撃の対象になったことから「分かる人だけにはわかる」というような表現が好まれるという。

この強烈な競争意識の裏返しがSIGMA Maleである。SIGMA Maleは競争から離脱しているのでまるで現代の隠者(Hermit)のように表現されている。

どちらも表現形態としてはかなりアグレッシブ。これに比べると日本の賢い消費者のイメージは清潔感と穏やかさが特徴。日本を基準にするとアメリカのトレンドリーダーたちは少し暑苦しい感じがするが「熱量が高い」と言い換えることができるのかもしれない。

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