Mac mini M2でメモ書きをしてAIなどに渡したい時がある。このためタブレットが欲しくなった。そこで中古でWacom Intuos(CTL-4100WL)を購入した。Bluetoothも付いていて快適なペンタブレットだ。

このときにGeminiに純正ソフトを使って筆圧感知が使えるかを聞いたところ、純正のフリーボードが使えると言われた。Macにタブレットを接続するとペンツールが出てきて使えるようになるというのだ。
ところが実際にWacom Intuos(CTL-4100WL)を購入して接続してもフリーボードにペンツールが出てこない。そこでGeminiに対処方法を聞いたところ「実はiPadの連想から勝手にでっち上げただけであって実際には使えませんでした」という回答だった。ユーザーに話を合わせる「ハルシネーション」という現象だそうだ。
これを防ぐには、AIを疑ってかかる必要がある。Geminiに具体的に聞くと次の3つを教えてくれた。
- 「実例(レビュー)」の有無を問う:Geminiはかなり多くのSNSデータを集めているので製品名を特定した検索は得意だ
- 「否定的な条件」をあえてぶつける:人間なら疑われるとショックを受けるがGeminiは一貫性にはこだわらず、新しいデータを検索して認識が更新される可能性が高い
- 公式の「システム要件」を検索させる
今回は自分で使うハードウェアだったので(中古だったこともあり)まあいいやと思える。しかし他人にアドバイスして後から「使えなかった」と言われるAIだけでなく紹介した人の信用問題にもなってしまう。AIは便利なのだが「買い物の診断にはそのまま使えない」と考えたほうがいいだろう。あくまでもクロスチェックが必要なのである。
他にもドルビー・アトモス対応のHDIMセレクターは1万円以上かかると言われたのに実際には999円の商品を見つけたこともある。それがフルHD対応 HDMIセレクター (3入力1出力)RP-HDSW31だ。映像信号をフルHDに絞ったことで価格を抑えている。
このように商品選別についてのアドバイスも求めないほうがいい。これはGeminiの特性による。システムの柔軟性と即時性を優先する意図的な選択であって「間違い」というわけではない。あくまでも情報を特定してこそ正確な出力ができるようにシステムが組まれているのである。


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