ハイポネックス(HYPONEX)の液肥には効果があるのか

ガーデニングがいつまで経ってもうまくならない。多分理由の一つは肥料の使い方がわからないからだろうと思っている。いつもなんとなく肥料をやっているので効果が実感できないのだ。

ところが最近その肥料の効果が実感できる出来事があった。まだ寒い2月にゼラニウムの苗にハイポネックスをやった。結果は一目瞭然だ。液肥をやった方が大きくなっている。茎も成長し始めている。成長期に合わせて肥料をやるとハイポネックスは効果的なのである。

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その後、改めて実験をしてみた。特に成長期に液肥をやるとかなり大きな効果が得られるようだ。つまりハイポネックスは適切な時期を選んで与えることで効果が得られるということがわかる。

成長期に合わせてピンポイントで

右側がハイポネックス原液を週一回やったもの。2月の中旬にやり始めて二週間が経過した。一方、今ある親株の下でこぼれたタネで育った苗はそのままにしておいた。結果は一目瞭然だ。液肥をやった方が大きくなっている。茎も成長し始めている。成長期に合わせて肥料をやるとハイポネックスはより効果的なのである。

暖かくなった時にタイミングを合わせて液肥をやると上に伸びてゆくことがわかる。こういうことがわかって肥料をやるとガーデニングも俄然楽しくなってくるだろう。

だが、これは偶然ではないかとも思った。そこで実験してみることにした。

実験のやり方は簡単だ。2024年2月29日に同じように成長している株を2つ選び1つにだけ液肥をやった。2月としては例外的に暖かかった。そこから一週間経ったのがこの写真である。ハイポネックスをやっている株のほうが密になり背丈も伸びていることがわかる。試しに一ヶ月くらい実験してみようなどと思っているのだが調子に乗って液肥をやりすぎると大きくなりすぎてしまうかもしれない。

2024/3/6

ただこれだけで「偶然じゃないのか?」と思われるかもしれない。アップルゼラニウムでも試してみた。こちらも春になって新しい葉が展開している状態だが明らかにハイポネックスありの方が葉っぱの数が増えている。やはり目に見えてハイポネックスには効果があることがわかる。

2024/3/6

本来なら一ヶ月くらい様子を見ようと思っていたのでここまで大きな違いが出るものかと思った。

さすがに最初に開いた差は成長するに従って吸収されるだろうと思ったのだが、そのまま差が開き続けている。

最初にハイポネックスを与えた株(2024/4/4)
そのまま育てた株(2024/4/4)

闇雲に肥料をやっても意味がないと思うのだが一年草は最初の段階で適切に肥料をやっておくと根の発達などに違いが出てその後の生育に大きな影響が出るようだ。

管理を簡単にしたいならプロミックも

花苗農家などだと液肥を細かく管理するのは難しそうだ。化成肥料の置肥(多分プロミックみたいなものだろう)をやるのがおすすめという人がいる。このようにたくさんの鉢を管理していてあまり細かく肥料調整したくない場合などには管理が簡単なプロミックを置いておくと良いのだろう。

パキラをセラミスで育てているのだがプロミックがあると生育が安定する。部屋にグリーンが欲しいが忙しくて細かい管理ができない人や部屋の中に蝿を発生させたくない人は是非挑戦してみてほしい。

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有効期間は約2ヶ月と書いてあることが多いが、実際には壊れてなくなってしまったら替え時のようだ。水やりの頻度などによって肥料の減り具合は違ってくるため、実際には目で見て肥料錠剤が見えなくなったら新しいものを入れてやることになる。

管理という管理はしていないがこのように育つ
カポックもプロミックが向いている

即効性を期待するならハイポネックス・管理が面倒ならプロミック

液肥は効き目も早いが一週間程度で効き目が切れるのでやり続ける必要があると思われがちだ。だが、個人的にはピンポイントで成長を応援したい時にハイポネックスを使いある程度の大きさに成長したらプロミックに切り替えるというやり方の方が多いような気がする。

特に「挿し木苗の根が定着したな」という時期や葉っぱが落ちていた植物が再び芽吹いてきた時に希釈濃度を少し薄めにしたものを少量作り、一週間ごとにハイポネックスをやるというような使い方である。

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