寄せ植えの材料としてよく使われるヒューケラだが実はあまり触らないほうが成績がいい。放置していると結構大きくなってしまいどんどん間伸びした感じになってしまうようだ。こうなると一度掘り出して根茎の先端を切って根元を上直そう。
もう1株増えるのではないかと思い室内に切ったものを持ち込んだのだが、室内だとあまりうまく育てられないようだ。根茎切りのタイミングは環境によって随分違うと思うのだが、この株に関しては植栽後6年で分離した。
買ってきたばかりのヒューケラ
2016年5月にヒューケラを買ってきた。かなり高価な寄せ植えの材料といった感じだが数回失敗しており「ヒューケラは難しい」と言う印象があった。
この時は、寄せ植えに使わずにそのまま地植えにした。これが一年後の2017年5月の状態。半日陰の場所で育てたほうが生育がいいようだ。肥料は特にやっていない。
2020年の4月の状態はこんな感じ。そのまま何も触らないで置いておくと機嫌良く育つことがわかる。寄せ植え材として使われることが多いヒューケラなのだが実は根をいじられることを嫌う植物であると言うことがわかる。
根茎切り
6年後の2022年に株分けを行った。正確に言えば長く伸びすぎた根茎を切ってコンパクトにする作業だ。庭の端っこに植えてあるため伸びる場所が限られてしまうのである。
どうやっていいのかわからなかったので根茎を切り先の方を部屋の中に持ってきた。結論だけを言うと育てるにしても外で育てたほうがいいようだ。切ったものも根がついていたが部屋の中では調子が戻らなかった。その後外に持ち出しても回復せずそのまま枯れてしまった。株を増やすのではなく大きくしないために切り戻すくらいの気持ちでいたほうがいいのかもしれないとは思うのだが最初から室外で育てたらなんとかなったかもしれないと思う。ただし次に試すのはおそらくまた数年後だろう。
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