確実にタイムを増やすには タイムの挿し芽に失敗したと思ったら読むページ

成功しているタイムは根が密になってて木質化が少ない。このタイムは2月の状態だが根がみっしり生えており株分けが可能だった。これは6号平鉢にタイム単体で植えておいたもの。

これは失敗したタイム。「タイムは簡単だ」と油断して寄せ植えに使ったのが良くなかった。寄せ植えの中に埋まっていて木質化+徒長している。こうなると復活しないと思った方がいい。この状態だと挿し芽も難しい。結局この時はタイムが全部なくなってしまった。

木質化したタイム。こうなると新しい芽も出にくくなり更新も夏越し・冬越しも難しくなる。

タイムは寄せ植えでなく単体で植えるとよい。この場合冬に地上部がほとんど枯れてしまっても春になればまた新芽が出てくる。このため木質化したタイムであってもとりあえず冬にバッサリ切っておくといいかもしれない。幸運であればまた復活する。

2022年の状態。密な寄せ植えにせず地上部が見えるようにして植えておくのがいい。

地上部がほとんど枯れかけていたタイムとブラキカムの組み合わせだが3月ごろになって新芽が展開してきた。この株は徒長していないので数年生き残っている。

新芽が展開したブラキカムとタイムの組み合わせ(2024/4/7)

元気な新芽があれば挿し芽が可能だ。暖かくなる前に外に出しておくと外気に触れて夏越しが容易になる。室内で育てたものはどうしても徒長気味になるので春前に外に出しておかないとそのまま夏を越えられない株になることが多い。だがどうしても冬の寒い時期に外に出すと「こんな環境に耐えられるのだろうか」と不安になるが実は寒い時期の方がいい。挿し穂は実はそれほど長くなくても大丈夫だ。

2024年2月の状態。古い土のリサイクル実験のためにタイムを植えておいた。最初はこんな状態。
左が2月から外に出しておいたもの。立派に展開している。右が室内で育てたものだがやや徒長気味で今後が心配だ。

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