熱帯魚水槽の水換えを減らす方法

熱帯魚の飼育には水換えが必要だが「忙しい」「硬度が高い」「体力的に水換えが難しい」など様々な理由で水換えができないことがある。こんなときにテトラ水リサイクルを使うと水換えを半年に1度程度に減らすことができる。使い方は簡単で一週間に一度テトラ水リサイクルを加えるだけである。テトラリ水サイクルは硬水の多いドイツで開発された。新しい硬水は魚の生育に悪いために水換えを最低限に減らそうというのが開発の趣旨だそうだ。価格は100mlで350円程度とお手軽である。

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そもそも水換えはどうして必要なのか。熱帯魚の餌はアンモニアになる。アンモニアはバクテリアに分解され亜硝酸塩になる。亜硝酸塩は有毒だそうだがすぐに別のバクテリアに分解され硝酸塩になる。硝酸塩は害がないそうだがあまり多すぎるとよくない。水草が多いと分解されるが一定程度溜まると害になるため定期的に水を替えてやる必要があるそうだ。

テトラ水リサイクルは汚れた水をすぐにキレイにしてくれるわけではなく長期間にわたって水を安定させてくれる。テトラは30週間テストしているそうだが「半年ほど水質を安定させる」ことになっている。ちなみに輸入元のスペクトラム ブランズ ジャパン株式会社は「定期的な水換えはやっても構わない」と言っている。

試験紙を買ってきて2つの水槽の水を計った。最終成果物の硝酸塩がかなりたまっている。
2つの水槽に水リサイクルを入れて一晩たった状態。すぐに劇的に硝酸塩が消えるというわけではないらしい。あくまでも定期的に加えるものだ。第一水槽(グッピー)と第二水槽(メダカ)では微妙に色が違う。
第一水槽の水を1/2替えた。硝酸塩は完全に消えなくても構わないそうだが許容範囲まで減った。この状態で定期的に水リサイクルを加えて様子を見たい。

この記事を書こうと思った理由

この記事を書こうと思ったのは1年に2回もグッピーの群れを崩壊させているからである。崩壊したときに理由がわからず慌てて水換えをした。今回試験紙を買ってきてわかったのだが魚の生育にはあまり良くない硬度の高い水の地域に住んでいるらしい。

眼の前で魚が減ってゆくとなにかしなくてはならないという気持ちになる。今年は7月の暑くなった時期に重なったのでかなり焦って水質がわからないのに何回も水換えをした。このときにフィルターを水道水で洗ってしまい水槽が白濁した。おそらくフィルターの中にあったバクテリアをすべて殺してしまったのだろうが、このときはなんで水が白く濁るのかが全くわからなかった。

下からいた魚が1匹になった状態で新しいグッピーを入れたのだが、とにかくまずは水質を把握しなくてはと考えて、水質検査ための試験紙と水質安定剤を買ってきて勉強することにしたわけである。


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