便秘のときに食べてはいけない果物とは……

便秘になった。便秘には食物繊維を摂ると良いという知識があるのだが、今回は柿とミカンを食べている。にも関わらず便秘になったのはどうしてか?と思った。実は便秘のときに柿を食べると良くないそうだ。

なお、今回の記事はあくまでも医療上のアドバイスではなく経験談である。

まずChatGPTに「食物繊維」の含有量を聞いてみた。ただしこれを見るとどれも食物繊維が豊富に含まれている。

果物1個(または1本)あたりの重さ(g)100gあたりの食物繊維量(水溶性)(g)100gあたりの食物繊維量(不溶性)(g)
リンゴ約150~200g0.3~0.51.2~1.5
約200~250g0.4~0.61.4~1.7
ミカン約100~120g0.2~0.30.6~0.8
キウイ約80~100g0.6~0.71.1~1.3
バナナ約120~150g0.5~0.61.1~1.2

次に便秘に効く果物を聞いたところ、リンゴ・キウイ・バナナだった。リンゴにはペクチンが含まれており便通を柔らかくする。キウイにはアクチニジン酵素が含まれている。バナナは水溶性繊維が豊富に含まれておりオリゴ糖が腸の働きを促進する効果があるという。

しかしこれだけではどうも説明がつかない。そこで柿が良くない理由を聞いてみた。柿にはタンニンが含まれており腸の収斂作用を抑えることがあるそうだ。また不溶性食物繊維が多すぎて腸内の水分を吸収しすぎてしまうという。今回は水分が吸収されすぎていてでにくくなっていたので「ああこれだ!」と思った。

なおタンニンは烏龍茶にも含まれているため烏龍茶の飲み過ぎにも注意だ。紅茶の場合がぶ飲みすることはないと思うが烏龍茶はどうしても大量摂取しがちである。

なお柿をどうしても食べたい場合には次のような解決策があるそうだ。

  • 生姜は腸の蠕動運動を刺激する。カルミナティブ効果効果と呼ばれる効果がありガスを抑える働きもあるそうである。ただ刺激が強いため体に合わないという人は注意したほうが良さそう。
  • 熟した柿はタンニンが少ない。
  • 水溶性繊維が含まれる果物(バナナやキウイなど)といっしょに食べる。

ダイエットで食べ物料が少ない場合には食物繊維が不足して便秘になる場合がある。だがきちんと食物繊維を食べているのにそれでも便秘が解消しないという場合には今食べているものを疑ったほうがいいのかも知れない。


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