選挙に行ったら「おまけ」としてはつかダイコンのタネをもらった。あまり思い入れなく余った植木鉢に余った土を入れてタネを蒔いた。だが一向に大根が太くならない。実は「ハツカダイコンではないのでは?」などと思った。

そこで数本育ちが悪いものを抜いてみた。根が太りかけているものを発見した。

さらに間引いたものの間に太りかけているハツカ大根を発見した。

どうやらはつか大根を育てるためにはコツがあるようだ。
- まず、長方形のプランターのようなものに条播(すじま)きにする。このときに双葉の出る方向に注目しておく。将来的な根は双葉の方向に伸びるので根がぶつからないように調整して間引きをする。
- さらに大根は根と茎の間にできるので大根ができ始めたら(つまり今のような写真の状態になったら)土寄せをして大根部分を隠す。
- このためプランターには増し土をするスペースと余った土を確保しておく。
- そこから暫く待つと太った大根を収穫することができる。
そうか知らなかった。

土を探したのだがあいにく余っているものがないので出来かけの大根に土がかかるように土寄せをした。さらに間引いたものはハサミで切ってそのまま食べることにした。ピリッと辛い大根の味がした。
土寄せしてから20日後……
土寄せをしてしばらく放置しておいた。結局土寄せをした効果も特に感じられず、土の上に大根が出てきた。つまり、大根のもとができてからハツカダイコンが太るまで20日もかかるということになる。
ハーブは育てたことがあったが「本格的な野菜」はミニトマトとトウガラシ以来のような気がする……
結局「育つまで待て」ということなのかもしれない。葉っぱはアブラナ科独特のちょっとピリッとした感じで、ダイコン部分はみずみずしい。自分で収穫した野菜を食べる特権はこのみずみずしさなんだろうと感じる。


二番目の収穫は土を被せておいたもの。



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