グッピーを飼っている水槽が2年連続で夏に崩壊している。これを防ぐために水質を定期的に管理し、遺伝子の多様性を維持することにした。3ペアを入れたのだが全く立ち上がらない。そこで改めて2ペアのグッピーを入れたのだが早速子供が生まれた。ここで当たり前の事に気がついた。
- 繁殖を始めるためにはまずは健康なメスを手に入れる必要がある。
- 導入時期にも注意が必要。過酷な夏はやめたほうがいい。
グッピー水槽の崩壊とその対策は別のページにまとめた。結論として水質の管理と近親交配を防ぐことが重要なようだ。
まずはオスとメスを3匹づつ購入し、別々の水槽で管理することにした。一ヶ月経って一匹のオスをメスの水槽に導入した。オスをローテーションしてみたが10月末になっても子供が生まれる気配がない。
子供が生まれないと面白みもなく水槽も汚くなってしまう。そこで水槽を掃除して、別途2ペアを再導入した。今度は「子供を生みそうなメスをくれ」と注文した。ペットショップではオスとメスが別れて管理されているため「子供がいるはずもないよなあ」と思ったが、ペットショップはお腹が膨らんでいるメスを選んでくれた。
一週間経ってふと抜けかけていたルドビジアを埋めるために植木鉢を抜いたところ、下の方から稚魚が3匹ほどでてきた。どうやら1周間前に導入したメスは子供を持っていたらしい。
結局、どんなに管理しようとも健康なメスを手に入れるまでグッピーを繁殖させることはできないという当たり前のことを確認したのだった。
夏に始めたのも良くなかったかもしれない。生育に失敗すると脆弱なメスにしか育たない。最初に入れたメスはまだ若いものを買ってきたことも成績が悪かった理由かもしれない。結果的にこの3匹のメスは生存競争に負けて11月の中旬にはすべて消えてしまった。
グッピーが一週間で子供を生むはずはないので妊娠していたのだろう。グッピーの妊娠期間は約一ヶ月とされている。
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