【初心者でも簡単】マダガスカルジャスミンの挿し木を成功させるには

マダガスカルジャスミンの挿し木を成功させるにはコツがある。本で読むと「二、三節挿せばいい」などと簡単に書かれているがそれだけでは成功しない。

ポイントはいくつかある

  • 梅雨時になって動き出す蔓を長めに採って深く植える
  • 植木鉢だと根が張っているのか気になってついつい動かしてしまうのでペットボトルなど根が出てくればすぐに気がつくものに植える
  • ハイポネックスなど肥料は加えない

このままで8月を過ごし9月になって定植すると親株と同じくらいの大きさになった。現在5年以上経過したが元気なままだ。

ちなみに親株はすでに15年くらいが経過している古株である。新芽が伸びがなくなったら処分しようと思っていたがいまだに新しい蔓が伸びる。マダガスカルジャスミンは新しい蔓にしか花芽がつかないので毎年思い切って選定したほうがいい。

マダガスカルジャスミンの挿し木を成功させるためにはツルを長めに取る必要がある。

ツルを準備する

気温が高くなった頃に伸び始めたツルを長めに取る。マダガスカルジャスミンの成長にはある程度の気温が必要で成長のためには葉っぱも数枚必要。湿度が高い梅雨時期のほうが成功しやすいかもしれない。

ポットを準備する

清潔な赤玉土とペットボトルを準備する。挿し木は肥料がない方が成功しやすい。

ポットにツルを植える

長めに取ったツルをポットに入れて赤玉土を流し入れる。ペットボトルに植えておけば根が動き始めたことがわかる。

別の年に試しに二つ節だけ取って植木鉢に植えてみた。夏越しはできたので枯れることはなかったが、成長点もなくなってしまったのでそれ以上展開しなかった。植木鉢に植えていたために「動いているのかどうかがわからない」状態のままだった。

マダガスカルジャスミンは蔓を植えたら放置するのがコツ

掘り返した時に根が折れてしまった。一本はその時に処分したのだがもう一本は緑色の部分が見える。そこで緑色のところがなくなるまで取っておこうとしたらそのまま春を迎えてしまった。驚いたことに新しい葉っぱが展開しようとしている。茎と根だけの状態で一冬を超えたらしい。

しぶとい生命力を発揮しつつあるマダガスカルジャスミン
しばらくして葉っぱが展開してきた。

マダガスカルジャスミンは日当たりの良いところで管理しよう

マガがスカルジャスミンの花が咲かない原因は日当たりである。日当たりが良いところにおいておくと盛んに新しい蔓が伸びてそこに蕾がつく。ここで日当たりが足りないと蕾が落ちることもある。さらに日当たりが悪いとそもそも蔓が伸びない。

しかしマダガスカルジャスミンは耐寒性は高くない。気温5℃以下には耐えられないとされているが最低気温が15℃を切るくらいで室内に取り込んだ萌芽確実ナノではないかと思う。


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