ウィローモスのマット作りに失敗したら読むページ

随分長い間ウィローモスを持っている。モスなので枯れることはないのだがYouTubeで見るようなきれいな三角形に展開することもない。こういうのはプロの仕事で自分には無理なのだと思っていたのだが、ある日一念発起してやってみることにした。育ち方のコツさえわかれば簡単だと思った。コツは一つしかない。

  • ウィローモスをきれいに展開するためには一度短い状態にリセットしなければならない

そもそもウィローモスはわさわさと茂ってボール状になるものでマットにしたり三角形を出すのはプロでなければできないと思っていた。なので撮影主体として写真を撮ったことはなかった。あくまでも稚魚の逃げ込み先のような使い方しかしていなかったのだ。中にはアヌビアスナナを活着させている石にこびりついたものもあるがあまりきれいではないなあと思ってさえいた。

アヌビアス・ナナを撮影する時に映り込んだウィローモス

そこでまずは情報を調べて切り刻んだものを木綿糸で巻き付けることにした。選んだのは木の棒と鉢底ネットである。木片にウィローモスを貼り付けて糸でぐるぐる巻きにしてカッターナイフで切り刻んだ。そもそも木材が軽すぎてしばらくは浮いていたのだがそのうち重みで沈み込んだ。

制作したのが2月1日だ。しばらくは全く展開しなかったが忘れているうちに展開し始めて5月30日にはきれいな状態になった。

適当なものを選んできて
糸で縛ってカッターナイフで切り刻む
展開したウィローモス

ネットに定着させたものもこの通りに立ち上がってきた。成長余地さえあれば生育はかなり旺盛なようだ。奥側が直射日光の側なのでそちらに向かって展開している。

鉢底ネットに展開したウィローモス

この時にいくつかのウィローモスのかけらが飛び散ったのだろう。アヌビアス・ナナを活着させている石ころの表面に張り付きそのまま自然に展開したものがあ現れた。

勝手に石ころに活着したウィローモス

一方でこの時に採取して取っておいたウィローモスは密な状態だったためそれほど成長はしなかった。鉢底ネットをもう一つ使って同じような要領で切り刻んでみようと考えている。

取っておいたウィローモスは展開しないままだった

ウィローモス効果は絶大だ。現在グッピー水槽が2つあるのだがウィローモスのある方には稚魚がたくさん泳いでいる。おそらくは絶好の逃げ場になっているものと思われる。


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