ミナミヌマエビは条件が合えば勝手に増えてゆくと言われる。確かにそのとおりなのだが色々と本に書かれていないコツのようなものがあった。
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ミナミヌマエビの繁殖方法の基本
- ミナミヌマエビは淡水水槽でも「条件さえ合えば」手軽に繁殖する
- 繁殖適温は25℃程度
- できれば専用の餌を与えたほうが成績が良い
あまりにも簡単すぎてこれくらいのことしか書かれていない。
本に書かれていないミナミヌマエビ繁殖のコツ
結構な確率で死滅するが諦めてはいけない
今回はまず近所のホームセンターで購入した。1匹250円程度と高価だった。しかし夏になり水温が30度を超えるあたりで耐えられなくなり1匹しか残らなかった。
チャームで20匹1000円で売っているのを見つけたので輸送費740円を支払って購入した。夏なので死んでしまうのではないかと思ったのだが梱包は厳重で死着はなかった。
ちなみにAmazonでもかなり安価にミナミヌマエビが売られている。
ただしこれも高い水温に耐えられないものが多かった。しかし全部死んでしまうわけではなく大体1/2くらいは生き残った。だから死んでしまうからといって焦るのは良くない。最初に数を揃えて生き残り個体を増やしたい。
増やすためには専用水槽が必要
慣れればオスとメスを区別できるようになるので抱卵個体を見つけたら隔離するということもできなくはないが、どれくらいで孵化するかもよくわからないので、最初のうちは全部専用の水槽に入れて増やしたほうがいいようだ。
ウィローモスはかなり必要
そもそも苔取り生態として使われるくらいなので専用水槽にお気持ちばかりのウィローモスを入れても新芽が丸裸になると思ったほうがいい。このためウィローモスを増やせないかと思い研究を始めた。
繁殖も考えると専用の餌はあったほうがいいようだ。一週間に一度くらい専用の餌を与えている。
メダカや熱帯魚と一緒に育てると……
メダカや熱帯魚と一緒に育てると餌のおこぼれをもらってたくさん卵をつけるが、当然捕食される率も増える。今回は抱卵を確認してから二週間で孵化したがおそらく多くは生き残れないだろう。ただしこの水槽でも数匹程度は生き残るようで小さなエビも確認されている。
植木鉢を隠すためにコンペイ石を入れた。ルドビジアを植え直すために植木鉢を抜いたのだが小さなエビを一匹確認した。
このビデオを作ってから一週間ほど経っていたので機敏に逃げることができるようになったようだ。このまま頑張って生き抜いてほしいと思う。
ちょうどグッピーが子供を生んだのを確認したので稚魚を撮影したのだがそのときに小エビが交尾しているのを確認した。前回子供を生んだのとは体色が違う別のエビだった。11月に入っているが加温水槽なので一年中繁殖が可能なのだろう。

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