ガーデニング人気の高まりで園芸をやりたい人が増えている。しかしながら古い園芸用土の不法投棄も増えているようだ。自治体は不要用土を受け入れていないところが多く、種や病原菌を持ち込む危険性から「園芸用土を公園に撒く」と言ったこともやらないほうがいい。ではどうするのか。再利用すればいいのだ。
ここでは初心者向けに用土の再利用法をまとめた。レベル3が最も面倒だがAmazonなどで土のリサイクル材を売っている。AI生成だと時間は1〜2ヶ月と書かれているが季節によって熟成時間は変わる。
再生ガイドの使い方は簡単だ。緑、黄色、赤のどれかをタップすると解決策が出てくる。リサイクル材を買わずにダイソーで資材を揃えてもいいのだが経験上はリサイクル材を買ったほうがいい。理由は後述する。レベル3を選ぶと方法Aと方法Bが別れているがそういう理由による。まずはお手軽なソリューションを選ぶとよいがそれでもダメならじっくり取り組みたい。
実際にやってみた
実は実際に土の再生をやっている。このときに実際に土の再生材を使ったのである。
しばらく使っていると用土はだんだん硬くなってくる。放置していたローズマリーはこの調子である。
そこでまず最初にダイソーで資材を購入してきたのだが熟成がうまく進んでいないものもありコバエ被害が発生した。また有機成分だけで菌が入っていないと団粒化が進まない場合がある。

最初はダイソーなどの100円均一の資材で構わないと思うが粒が復活しない場合には専用の土壌再生材を試したほうがいい。

菌を使う場合には水分が必要なので発泡スチロールの容器を準備するのがコツだ。酸素も必要になるので口は少し開けておくと良いようだ。

Amazoで商品を探してみた
価格は2025年5月6日現在のもの。
自然応用科学 まくだけで甦る 土のリサイクル材 5L:609円
「善玉菌(詳細不明)」が入っており土を回復させる。ダイソーで腐葉土などを買ってくるよりも効率的に土を再生できるのはこのため。さらに根鉢が崩せない場合でも撒くだけで使える。今回ご紹介したケースでは植え替えを嫌うローズマリーなどはこの手の製品が必要。
Amazonでは液体バージョンや「野菜用」なども売られている。庭を再び耕したくないという人には液体バージョンや「まくだけ」の製品は助かる。
ハイポネックスジャパン 土壌改良材 土のリサイクル材 5L:758円
ハイポネックスだけあってなんとなく信頼できそうな気がする。厳選された原料(VA菌根菌、酵母、カニ殻、木炭など)と書かれている。VA菌根菌は菌根を伸ばして栄養の吸収を助けてくれるらしい。菌だけも売られているがかなり高価らしい。これでも売れているということなので効果があるのかもしれないと思う。肥料にこだわるハイポネックスらしい配合だなあと感じた。ただお値段は少し高め。
花ごころ 古い土のリサイクル材 土を柔らかく、排水性を良くする 10L:894円
善玉菌などの表記はなく木質堆肥・炭・堆肥・牛ふんが含まれた商品。その分容量当たりの価格は抑えめ。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 再生材 古くなった土の再生材 5L:524円
これも善玉菌などの表記はなくピートモス、堆肥、草炭、Feパウダーと書かれている。基本的には上からまくことを想定しているそうだがFe(鉄分)が混ぜられておりこれが土壌活性剤の役割を果たしているようだ。
花ごころ らくらく土の改良材 まくだけで古い土を再生 5L:608円
説明によると「abコンボ」が土壌を改良すると書いているのだが、そもそもabコンボが何かが書かれていない。とにかく土の中に入り込んで団粒構造を復活させるなにからしい。菌とは書かれておらず有機成分と書かれている。
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