iPhoneの価格が値上がり傾向だ。このため中古でもいいから安いiPhoneを手に入れたいと言う人も多いだろう。今回はどうすればできるだけ中古で格安のiPhoneを手に入れる事ができるのかを研究した。
ちなみに価格は執筆時点(2025年6月4日)のもの。
現在、iPhoneSE第2世代を使っている。第2世代は今回(2025年)のOSアップデートを乗り切りiOS 19でも使えると言われている。しかしながらiPhone SE第4世代は出ずにiPhone 16Eが出たため早めにiPhone SE第3世代を買っておこうと思い物色していた。しばらくはiPhone SE第2世代を優先して使うつもりである。
ちなみに今日見た所、
- 32896円(非常に良い)
- 28283円(良い)
- 25000円(可)
という値段設定だった。
価格は非常に競争力があるが、レビューを見ると当たりハズレがあると書かれている。特にこだわりがなければここで決めてしまってもいいかもしれない。なお整備品全体の売れ筋の3位がSE第3世代で、7位がSE第2世代だ。また現役OSということもあって今から第2世代を買おうという人もいるんだなあと思った。
ポイント:Amazonの価格は魅力的だが、状態には当たりハズレも
今回は悩んだのだが実物を見て選べるGEOにした。実はかなり安い品物を見つけていたからだ。
iPhone 16Eからの買い替えが進んだためにGEO(A店とする)では価格が4万円台だったものが3万円台(37800円)に下がっていた。別のGEO(B店とする)では31800円(税抜き)というiPhone SE第3世代を見つけた。
ではこの2つのGEOのiPhoneは何が違うのか?


それとなく聞いた所、在庫の量によってB品に落ちるものの価格を決めているようだ。A店は高いものが42800円・安いものが37800円だった。しかし、B店ではA品が37800円であり、B品が31800円になっていた。同じ系列でも見比べて買ったほうがオトクな品物を見つけることができる可能性が広がる。
ポイント:同じ系列店でも価格帯が違ったりする
ただよく考えてみると安いiPhoneが置いてあるということはきっと買い取りもシビアなんだろうなあと思った。在庫が逼迫している店は高く買い取ってくれるということなのかもしれない。
ちなみにGEOのオンラインストアで調べた所、B品の価格は39501円になっている。おそらく送料が乗っているのではないかと思う。
ちなみにじゃんぱらは安いものが23980円で売られていた。ただしバッテリーが要交換状態(80%以下)になっておりバッテリーの費用が別途かかると考えたほうが良さそうだ。GEOにもバッテリー100%というものが売られているが「バッテリーを交換している可能性があるので確かめて買ったほうがいいですね」と言われた。
ちなみにハードオフでバッテリー100%+箱付き+ケーブル付きというものを見つけた。価格は44000円だった。これは新品なのでは?と思ったのだがハードオフは電波がauであるとしている。以前iPhone 8をハードオフで購入したことがあるのだがマイクが片方壊れていた。ハードオフはきちんと検査をしていないのではないかと感じる。
ポイント:GEOは専用の施設で全数検査を行っている
GEOは一度買い取ったスマホを専用の施設に送って検査している。機械と目視でチェックするそうだ。完全に不良品がないと保証することは出来ないが、GEOのスマホは比較的信用できると感じる。
GEOとじゃんぱらの相場はだいたい同じのようだ。B級品としてはGEO A店とじゃんぱらは同じくらいである。
ただしB級品は嫌だと言う人もいるだろう。今回のB級品判定になった理由はこの凹みだったようだ。この程度と思う人もいるだろうが「気にする人は気にする」とのことだ。アフィリエイトがあるためAmazon推しになっているが、実物を見て選べるのがGEOのよさだ。
結論:手軽さならAmazon・実物を見て選びたいならGEOなどの専門店だが、GEOでも店によって価格が違うことも……

さて、これでバックアップになる新しいiPhoneは手に入った。しかししばらくはiPhone SE第2世代を使いたい。まだまだ現役である上に証券会社や銀行の認証のキーになっている。そこで取り合えず設定をコピーしてそのまま時々電源を入れて保管することにした。
また、古いiPhoneもしばらくは売らないほうが良さそうだ。二段階認証が厳しくなっており古い端末がないと「詰んでしまう」機会もそれなりに増えそうである。面倒になったものだ。
ただし、iPhoneからiPhoneへの設定の移し方そのものは極めて簡単である。
iPhone、iPad、iPod touchをバックアップから復元する(Appleサポート)
- まずiOSのバージョンを揃えておく。
- 次にできるだけ最新のMacを準備する。実際にはiCloudから復元することもできる。
- 次にコピー元になるiPhone SE第2世代(もしくはオリジナル)のバックアップを取る。
- バックアップを取ったらiPhone SE第2世代(もしくはオリジナル)を抜く。
- 次にiPhone SE第3世代(もしくはコピー先)をMacに接続する。事前に同じAppleIDでアクティベーションをしておく必要があるようだ。またiPhoneを探すは切っておく必要がある。
- Macに保存されているバックアップが表示されるのでこれを選ぶ。
- あらかじめ設定しておいたパスワードを入力すると復元作業が始まる。オリジナルの内容は消えてしまうので必要であれば別途バックアップを取っておこう。

これで結果的に同じ構成のiPhoneが2台作られる。ただしクレジットカードなどは設定されておらず指紋登録は別途行う必要がある。またAppleWatchのSuicaのペアリングを移すかどうかを聞かれた。

次にバッテリーを消耗させず保存するためにはどうすればいいのか。満充電にせずまた空にしない程度の状態にして電源を切っておくのが良いようだ。
iPhoneのバッテリーとパフォーマンス(Appleサポート)

コメントを残す