2010年12月4日に発売されたミラーレス一眼カメラ。ハードオフで4400円で購入した。ジャンク理由はレンズがないため動作が確認できないというものだった。このカメラの持病は二つある。一つはボディ内・手ブレ補正なのだが、このカメラも持病を抱えている。
大きさの比較
同じ2010年に発売されたPanasonic LUMIX DMC-GF2と比べると少しだけ大型になっている。iPhoneがカメラをスマホに置き換え始めた時期で「持ち運びできる小型なカメラ」が求められていた。ただしボディキャップレンズを使うとほぼコンデジ風に持ち運ぶことはできる。
この1年後に発売されたNIKON Coolpix P300と比べるとその差はわずかだ。だが厚みで考えるとP300は持ち運びに苦労しないという印象がある。ミラーレスとは言ってもやはり一眼レフカメラなのでその分機構が複雑になるのだろう。
- Panasonic DMC-GF2:112.8 x 67.8 x 32.8 mm・265g
- Olympus:114.6 x 72.2 x 41.5 mm ・296g
- Coolpix P300:103 x 58.3 x 32 mm
ボディキャップレンズと使用した作例
ボディキャップレンズはカメラと通信をしない。「自動」で撮影した場合には光が十分なところでは満足がゆく仕上がりになる。ところが逆光や光の当たらないところはうまく写してくれない。
DMC-GG2はタッチスクリーンで露出を調整する様な機能がついているのだがE-PL1sにはそのような機能はない。さらに液晶がかなり暗め(バックライトは普段は消えている)という状態なので野外では液晶画面がうまく見えない。
ジャンクカメラ購入候補
今回はジャンク棚に二つのカメラを見つけた。1つはE-PL1sだったのだがもう一つは箱付き・バッテリ充電器なしというE-PL5だった。スペック的にはかなりいいカメラなのだが液晶画面が全く映らないという残念な特徴があった。
バッテリと充電器はE-410のものが共通して使えるのでバッテリーを持ち込んでこっそり撮影してみた。一応ちゃんと写真撮影はできるようなのだが、おそらく設定などが全くできないものと思われる。画像は少し色温度が高めに設定されているようだった。
E-PL5はチルト式の液晶を持っているのだがPanasonic DMC-GF6もチルト式液晶を触ると液晶が映らなくなるという持病を抱えている。おそらく「自撮り」できる様に稼動部品を増やしたものの耐久性に問題が出たのだろう。
スペック
センサー | マイクロフォーサーズ LiveMOS |
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焦点距離 | 14-42mm/ 35mm換算 28-84mm |
ズーム | レンズによる |
F値 | F3.6-F5.6 |
記録メディア | SDカード |
画素数 | 1310万画素(総画素) 1230万画素(有効画素) |
動画撮影 | AVI Motion JPEG(HD 1280 x 720ピクセル) |
コメント | 過渡期的なカメラ。 |
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