マイクロフォーサーズカメラを何台か持っている。あらためて動画で使ってみて「手ぶれがひどいな」と感じた。
最初の組み合わせはOlympus E-PL3を望遠レンズで使ってみたのだが「ふわふわ」とした手ぶれが多く発生しほとんどのフッテージが使い物にならなかった。
グリップを使ったり手ぶれ補正機能を切ったりしたのだがやはり状況は改善しない。ただ「Olympusカメラが作っているふわふわ」は改善した。
最終的にできるだけカメラを固定すると良いということだけがわかった。
おそらく素直に三脚を使ったほうがいいのだろう。
結局カメラワークなどということを考えずにカメラを固定気味にするのがほぼ唯一の解決策だった。
iMovieに「ローリングシャッター」という機能があるのを見つけた。これを使って最初のムービーを作り直してみた。少し状況は改善したがあまりにもひどすぎると補正ができない。最もひどい場合は使える部分が少なくなり極端にズームされてしまう。もうiMovieではもうお手上げということなのだろう。
ただし例えば電柱に鳥が止まっているシーンなどは手ぶれ補正+ローリングシャッターでかなり改善されている。周辺がふるふると震えているのだが中央部はなんとなく安定している。モノによっては使えそうだ。
結局、このカメラを使う場合にはきちんと三脚持参で固定するしかないのだろうという結論に達した。
ただ以前作ったムービーを見るとそこまで震えていない。おそらくは望遠レンズが重い上に望遠にするとブレが目立つのだろうという当たり前の結論に達した。
ということで今度はレンズ側に手ぶれ補正がついているPanasonicの14-42mmレンズをDMC-GF2で試してみることにした。この頃になると編集も4回目になっているので「オープニングを本編と分ける」などの基本的な知恵もついてきている。パナソニックはそもそもOlympusのようなふわふわとする手ぶれは発生しないうえに軽量でブレがすくない。こちらは比較的満足がゆく映像をたくさん撮ることができた。ただしE-PL3と比べると起動速度が遅いのでモノレールが来てからスイッチを入れても動画撮影が開始できない場合があった。
そもそも「iMovieの補正機能は何をしているのだろう?」ということが気になった。33%ではブロックノイズが出たりフレーム間を飛ばしたりしてどうにかこうにか辻褄を合わせようとしているようだった。これはローリングシャッターも同じことだ。なので最大限に組み合わせるとフレームが飛び飛びになりブロックノイズでいっぱいになる。
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