サウンドバーやホームシアターシステムの研究をしていてコンテンツが欲しくなった。Amazonでビデオをレンタルしても良かったのだが48時間以内に見終わらなければならないという。そこでAmazon Primeに加入することにした。実は長い間あまり乗り気ではなかった。なんとなく仕組みがわからない上に「一度入ると退会が難しい」などと言う話を聞いていたからだ。だが実際に入ってみて「そういう心配はしなくて良かったな」と思った。
大袈裟でなく自分の部屋が映画館になる。
Amazon Prime Videoは10,000本以上の映画を提供しているそうだ。なので一度入ると退屈な時間とは無縁になる。退会も難しくない。Amazonが訴訟を起こされてしまったこともあり「退会手続きがすぐにわかるような場所にある」とわざわざヘルプで訴えている。アカウントサービスにPrimeのセクションがあり、一番上の大きなタブで会員情報が管理できる。そこに退会メニューも含まれている。
とことん、みたいチャンネルだけ まずは無料体験
まずネガティブなことから先に書いてしまう。
- 作品の中には低予算なものも多く含まれている。実際に見たい映画が無料で観られない可能性はある。数で圧倒するようなところがあり検索性はあまり高くない。入る前にお目当ての映画があるかはGoogle検索して確認したほうがいい。
- Dolby Atmosなどの高規格音響に対応している映画はオリジナルのものだけである。5.1chでも十分に楽しめるが、高い期待を抱いてしまうと失望するかもしれない。
音楽も豊富に楽しめるのだが、こちらもDolby Atmosの空間オーディオを楽しもうと思うとUnlimitedに入ってくれと言われる。雑誌も同じだ。実は全部無料で読めると思っていたのだがこれもUnlimited(音楽とは別)に入る必要がある。ちょっとがっかりした。
気を取り直して音楽をECHO SHOW 5で聞いてみたのだがこれでも十分に良い音がする。Prime会員特典の音楽は1億曲以上だそうだが「シャッフル再生」になっていてラジオに近い。自分が好きな音楽だけを組み合わせたアルバムを所有するようなサービスではないので音楽好きな人はちょっと物足りないかもしれない。
加入するなら映像・音響設備は一通りは整えたほうがいいかも
今回はホームシアターシステムの研究目的で加入したので一通り設備は持っていたのだが、ないなら揃えたほうがいいと思う。まず最初に買うべきなのはFireTVだ。持っているテレビが4K対応かそうでないかで機器が違う。Prime Video自体はGoogle Chromecast with GoogleTVでも見られる。またMacやPCからの閲覧も可能。
テレビはHDMIのついているPCモニターでも構わない。ただ個人的には大画面で見たくて中古のプロジェクターを買ってきた。HDMI端子とUSB端子があるものを買うと映像セットが作れる。
5.1chがデフォルトなのでサウンドバーは持っておくといいだろう。できればサブウーファーがあったほうがいい。単純にテレビに接続できるサウンドバーは10,000円程度で購入できる。現在はこれが売れ筋だ。だが、テレビ側にHDMIの入力端子がないとサウンドバーに接続できない。
とことん、みたいチャンネルだけ まずは無料体験
HDMIの入出力が一つずつあるサウンドバーは20,000円程度で手に入る。最近のサウンドバーはDolby Atmosに最初から対応している。これでも物足りなくなった人は後からリアスピーカーを買い足してリアルサラウンドにしたいと思うかもしれない。SONYとSONOが拡張性のあるサウンドバーを出している。
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