Google Appsとして知られていたG Suite無料版が廃止されると言う突然の発表があり驚きが広がった。価格設定が中途半端だったことや「解釈しない限り自動的に有料版に移行する」と言うやり方があまり好ましく思われていないようで「脱出法」が議論されている。たしサポートページの書き方がよくわからないせいで一部混乱も広がっているようだ。何ができて何ができないのかがよくわからないのである。
最初にこのニュースを読んだ時には、G Suite Legacy(無料版Google Apps)を解約すると今までのGoogleアカウントごとなくなってしまいドメインの管理ができなくなるのではないかと思いかなり慌てた。結論から言うとアカウントはなくならないしドメインも管理し続けることができるようだ。
サポートからは次のような返事が返ってきた。
無償版の G Suite を終了して、Google Workspace の有償版に移行しなくても、ドメインだけをそのままご利用することが可能です。ドメインはそのまま Google Domains に残り Google Workspace がなくてもご利用が出来ますのでご安心ください。
ただし、アカウントは残ってもメールがなくなる。このアドレスは色々なサービスの「ID」として使っているほかパスワードがわからなくなった時の救済アドレスになっている。これを避けるためにはどこかでメールサーバーを運営する必要がある。選択肢は三つあった。
- Google以外のメールサーバーを探す。現在格安レンタルサーバーを借りている。このサーバーにはメールサーバーがついているのでMXレコードを振り向けることで引き続きメールアドレスとして使うことができる。
- AppleのiCloudの有料版(iCloud+)を使うとカスタムドメインという機能を使い、メールアドレスの別名(エリアス)を自分が所有しているドメインで三つまで持つことができる。iCloud+は130円で50GBの追加ディスクスペースを持てるので価格としては良心的だろうと思う。気軽に撮影したムービーをそのまま保存しておいて編集用のMacに転送するような使い方ができるのだ。
- Googleドメインは100までの別名(エリアス)を登録しておいてG Mailに転送できる。ただしGoogleドメインは1400円(税別)でありこれまでの10ドルより割高になる。
eNomで引き続き管理する場合1と2が使えるのだがmxレコードの書き換えを行うと今までのmx情報が全て消えてしまいますと言う表示が出る。Gmailとの連携情報が全て消えますがいいですか?と言うことだ。なんだかよくわからない。
安く済ませるなら現状維持がいいのだろうが本当にG Suiteのアカウントがこれまでのように使えるのかがよくわからない。とにかくサポートページの書き方が技術的すぎてビジネスよりの文章になっていないのである。
そこでGmailのアドレスにドメイン管理を移したい。だがアカウントの移転のようなことはできないため、やむなくGoogleドメインにeNomから引っ越すことにした。
作者について
Macを使って、写真撮影・管理、レタッチと加工、MIDI楽器を使った作曲、YouTubeに使う動画の撮影と編集などがやりたかった。お金がないので「古いMacを使ってどうにかしよう」とヤフオクなどを漁り始めた。
だんだんガジェットMacを物色すること自体が楽しくなり、家に使いもしない古いMacBookなどが溜まりつつある。MacBookだけで、MacBook Late 2007, MacBook Early 2008, Late 2008, EarlyかMid 2009, MacBook Air 2010がある。どれも古いものばかり。
時々短いiMovieで加工したYouTubeビデオなどを上げているが、まだ編集の仕方がよくわかっていない。
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