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SONY α DSLR-A100の一本目のレンズと二本目のレンズについて考える

前回はCANON EOS X4で標準レンズを買ったあと2本目のレンズは何にすべきかを考えた。今回はSONY α DSLR-A100で同じことを考えるのだが、実は違う結果になった。

前回はCANON EOS X4で標準ズームレンズを買ったあと、次のレンズをどうするかを考えた。結論は「撒き餌」として名高いF1.8/50mmがいいのではないかという結論に達した。解像度が高い映像が比較て安価に得られるからである。

当然、SONY α DSLR-A100でも同じ結論になるだろうと思ったのだが、実は違った結果が出た。最初の一本は単焦点になり、次が望遠という結果だった。何が違ったのか。今回はTamronとSigmaの2本の標準ズームレンズを試した。どちらもジャンクボックスから拾ってきたレンズだった。漠然と見るとよくわからないがどの写真も帽子とサザンカの葉っぱの淵に滲みが見られる。サードパーティー製のレンズの特性なのかそれともSONY α DSLR-A100のせいなのかはよくわからない。

どちらのレンズも絞ると少し白っぽくなる。

実はこのにじみがMinoltaの単焦点レンズでは見られなかった。CANONの場合EOS Kiss X4との組み合わせでは解像度が高い写真が得られたのだが、このカメラの場合は単焦点レンズにしてはじめてEOS Kiss X4の標準レンズ並の画像が得られるのである。ちなみにこのレンズはジャンクではなくヤフオクで3,000円程度で手に入れた。

次のレンズだが望遠レンズになった。Sigmaの70-210mmだった。こちらはジャンク箱から救出してきたレンズだ。実はこれは110円レンズだった。SONY α DSLR-A100にはコンティニュアスAFという機能があるのだがこれがあまりアテにならない。そのためズームしてピントを合わせてから(袋をかけた三脚が置いてあるのはこれをターゲットにしたためである)MFにするというきわめてアナログな方法でピントを合わせる。そして70mmに合わせると背景ボケのある写真を撮影できるというわけだ。ただなにぶん古いレンズなのでF値は高めである。

構図としては奥行きがある方が背景ボケしているという感じのある写真が撮影できる。CANONのF1.8レンズのようなボケかたはしてくれないので遠くに背景を置くとやや不満が残る仕上がりになった。

ではSigmaのレンズがダメなレンズなのか?ということになるのだがそうではない。Sigmaのレンズにはハーフマクロの機能がついている。これが結構機能的なのだ。

CANONのレンズにもマクロ機能付きというものがある。実はジャンク箱に同型のEFマウントレンズがある。またTAMRONの70-300mmレンズを使うこともできる。

今回比較したレンズの特徴は「ズーム機能がある割にはコンパクトなものが多い」という点である。70-210mmレンズは手のひらサイズという大きさで鞄の中に入れても負担にならない。

ということでSONY α DSLR-A100の3本は次のようになった。

  1. 単焦点レンズ(Minolta F2.8/28mm)
  2. 望遠レンズ(Sigma F4-5.6/70-210mm)
  3. 標準望遠レンズ(Sigma F3.5-5.6/28-80mm)

当たり前のことなのかもしれないが、実際に使ってみないとわからないこともおおいものだなと感じた。

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