動画手ぶれ解消のためにDJI OSMO Mobileを手に入れる

マイクロフォーサーズのカメラを使って動画を作成した。最も悩まされたのは手ぶれだった。OLympus EーPL3についているボディ内手ぶれ補正は全くお話にならない。Panasonic DMC-GF2の手ぶれ補正はややマシと言ったところだがやはり限界がある。

そこで手に入れたのがハードオフで売っていた4400円の電子ジンバルだった。Emuse M1という名前で売られていたが、実際の製品名はDJI OSMO Mobileというそうだ。もともとDJI OSMOは脱着可能な電子カメラ用ハンドルだったのだが、カメラを取り除く代わりにスマホ用のホルダーをつけている。これに使わなくなったiPhone SE（初代）をつけて撮影テストをしてみた。効果の程はYouTubeをみてもらうのが一番手っ取り早いと思う。

現在はOSMO Mobile 6まで出ているそうだ。現在の製品はロッドが伸び縮みできるようになっている上に折り畳んで持ち運ぶこともできる。価格は20,000円弱ということである。

もう一つはOSMO Mobile SEである。こちらは少し価格が抑えられている。13000円程度だ。

使ってみての感想だが電池の消耗を防ぎたい場合にはジンバルを起動した後でスマホを起動することになる。ちょっとした手間なのだが外で実際に使ってみると意外に面倒に感じた。その意味ではOSMO Mobile 6についているQuick Start機能は地味だが便利なのかもしれない。

さらに今回手に入れたOSMO Mobileは自立できない。一応スタンドが売られていたようなのだがAmazonでは手に入れられなかった。現行品はどちらも三脚がついている。これも実は地味なのだが嬉しいポイントである。

DJI GOという専用ソフトには60fpsのムービーが撮影できるオプションがあった。カメラアプリは（iPhone SE第一世代の場合は）30fpsでしか撮影できないらしい。ということでスローモーションにしてみたところ二つのアプリではかなり映像の滑らかさに影響があることがわかった。