そのサウンドバーは新しく買い替えるべきかそのまま残すべきか

サウンドバーについての記事をいくつか書いている。今回はAIに2025年の最新事情を聞きながら、そのサウンドバーを新しく買い替えるべきかを書く。アイディアもAIに出してもらうが、作文は自分で行い、MacOSの書き直し機能などを使って修正してゆく。

サウンドバー：2024年から2025年になって変わったこと

Dolby Atmosなどの立体音響が一般的になった

Dolby Atmosに代表される立体音響が一般的になった。実際に試してみたがきちんとセットアップすると満足度が上がるという個人的実感がある。

Dolby Atmosは必要か　別にいらないのではないか？

eARC対応が標準化され手頃な価格帯のサウンドバーにも搭載されるようになった。またバーチャルサラウンド技術も改良が加えられている。デノン「DHT-S218」やヤマハ「SR-B30A」といった人気モデルが、Dolby Atmos対応にも関わらず3万円前後で購入可能になった。サウンドバーを購入する動機はテレビ音質の向上である場合がほとんどだが数万円足すだけで最新の立体音響に対応できる。

Dolby Atmosはコンテンツも充実

Dolby Atmosに対応したサブスクリプションサービスが増えている。Apple TV+はすべてのオリジナル作品と多くの映画がDolby Atmosに対応している。Netflixも最上位プランでDolby Atmosに対応済みだ。Amazonプライムビデオも一部対応しているが対応は遅れ気味である。

AppleはDolby Atmosの普及に熱心で、Apple Musicにも対応したプランが増えている。

AIが進化

AIの進化により、自動音質調整機能が追加され、部屋の環境や音に合わせて自動的にチューニングされる機種もある。手頃な価格でAIキャリブレーションを提供する機種としてGEMINIはJBL BAR300をおすすめしてくれた。このモデルはアプリケーション経由でキャリブレーションを行う。価格帯はYamahaとDENONよりやや高めだが、メーカーはこの機能をあまり重視していないため、価格だけで比較すると見逃す可能性がある。

買い替えを待ったほうがいい理由

一方で待ったほうがいい理由も出ている。サウンドバー技術はかなり充実しており数年で陳腐化するような存在ではなくなってきている。つまり製品としては長寿命化している。また競争が激化したことで安価な価格帯のサウンドバーにも高性能な立体音響技術が採用される可能性もある。

特に毎日サウンドバーを利用する目的がニュース・バラエティの鑑賞だったり、ステレオの音楽鑑賞である場合には慌ててDolby Atmos対応しなくても構わない。

代替選択肢も登場

ホームシアターを使わない代替選択肢も出ている。ここではApple製品を使った構成をご紹介する。

例えばApple製品を中心に構成している場合はAppleTVで映画を購入しAppleシリコン製のMacかiPhoneを使うと良い。バイノーラル録音と演算技術の発達によりあたかもサウンドバーから音が出ているような臨場感が得られる上に実際に音は漏れていないので近所迷惑にもなららない。

AppleTVで確実にDolby Atmosを楽しむためにはどうすればいいか？

AirPods ProでDolby Atmosを楽しむには

またAppleのHomePodシリーズを購入し徐々に拡張してゆくことも可能だ。

Airpods Pro第1世代と第2世代を揃え、iPhoneやAppleシリコンのMacで楽しむのが最も安価だ。コンテンツを揃えてリアルスピーカーで聴きたい場合は、HomePod（公式サイトでは44800円）とAppleTV 4Kに移行する。ただし、MacやiPhoneからHomePodにDolby Atmosの音声を流すことはできない。またHomePod miniは非対応とのこと。

AppleTV4Kは高価なのでは？と思ったが22000円程度だった。