CANON Zoom Lens 100-200mm 1:4.5 A

ジャンクカメラのために予算を6000円用意した。4400円でOlympus PEN E.PL1-sを買い330円でSDカードをつけた。4GB/Class 4というものだ。一応ムービー録画もできる。余った金で何を買おうと思って見つけたのがジャンクレンズだった。CANON純正のCANON Zoom Lens 100-200mm 1:4.5 Aだが明らかにカビ玉である。おまけにレンズエラーで使えなさそうだった。普段なら無駄遣いになるので買わないところだがどっちみち使おうと思っていた金だなどと思い買ってみることにした。

EOS Kiss X4につけたところ「レンズエラー」で使えなかった。これはきっとダメなんだろうなと考え、マクドナルドで100円のコーヒーを飲みながら露出をいじってみたところF32で使えることを発見した。だんだんとF値を下げていって解放していったところ結局そのまま全てのF値で使えることを発見した。

見比べてみるとわかるのだが絞り切った状態では花の色がきれいにでていない。晴れの日の順光という最も条件のいい状態だが白っぽく霞んで見える。これが次第に目立たなくなり開放ではあまり気にならなくなった。ブログのために画像を縮小するとレタッチソフトで修正可能なくらいの写りになる。

がっかりするのは嫌なので逆光は試さなかったのだが順光だと比較的まともな写りになっている。

1,000円のジャンクレンズだしまあこれくらい写ればいいのではないかと思うのだがやはりカビ汚染がちょっと怖いのでもう使わなくなったEOS Kiss DigitalかEOS 10Dで試し撮りをやってみようと思っている。

今回のジャンク棚には1,000円程度のレンズがいくつかあった。だがこのレンズを含めてレンズエラーが出るかあるいは後ろ玉が白っぽくなっているものが多かった。

レンズエラーは露出をいじっているうちに解消する可能性があるのだろうが(明るいところで撮影すると出なかったり、オートで撮影すると出やすくなったりとレンズとカメラの相性によって癖があるようだ)後ろ玉が白くなっているようなものは少なくとも自分でが修理できそうにない。

これが100円レンズとかだと試してみようという気にもなるのだが、最近はめっきり100円程度のレンズを見かけなくなった。

なおこのレンズはAmazonだと3500円くらいで中古のものが売られていた。ヤフオクでは580円から3600円という値段がついていたのだがレンズはやはり実物をみて買いたいなあと思ってしまう。

なぜこんなに安く売られているのだろうか?などと思ったのだが実は1988年12月発売のレンズなのだそうだ。当時の価格は32,900円である。1988年のレンズでまだきちんとまともな写真が撮影できるということに逆に驚きを感じた。

なお望遠レンズはTamronの772Dというレンズを既に持っている。少しカビが入っているがこれも普通に使えている。772Dは70mm-300mmまで対応する上にLDレンズという低分散レンズを使っている。しかもCANONのレンズよりも100g程度軽いようだ。純正なのにTamronに負けているのはどうしてなんだろうなどと思ったのだが、772Dの発売日は2001年だった。価格は47,000円だったそうだ。


Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です